2019ǯ0706土
あれれ…酸っぱいイチゴだ!
そんな、夏イチゴの生産現場にお邪魔します。
早速ハウスの中をのぞいてみると…
あぐりっこ「うわ~なってるうう!」
リーダー
「すごいね!お邪魔しま~す」
柵木(ませき)聡さんに、
夏イチゴを詳しく教えてもらう、その前に…
森アナ
「柵木さんですがご出身が北海道ではないんです」
柵木さん「大阪からやってきました!」
リーダー「なんでまた北海道に?」
柵木さん
「妻が北海道に住みたい!ということで
一緒にくっついてやってきて!」
リーダー「じゃあ農業は?」
柵木さん
「北海道に来てから出会った感じになるんです」
リーダー
「はあ?じゃあ大阪では何やってはったん?」
柵木さん「色んな商売を…」
リーダー「色んな商売?儲かりまっか?」
柵木さん
「自分で作ったものを
誰かに送り届けるという仕事をしてみたくて
北海道だったら農業だと思ったので
この世界に飛び込んでみました」
柵木さんは、8年ほど前に北海道へ移住。
2016年に就農。
その際、設備が整っている、
様似町のイチゴ生産を選びました。
その整った設備と言えば、このハウス。
地面ではなく、大人のおへそくらいの高さの棚で、
イチゴを育てています。
柵木さん
「高設(こうせつ)栽培というんですけど
従来の地面に植える土耕栽培よりも
高さある分、収穫の際、腰をかがめなくてすむので
だいぶ労力的には助かるんです!」
リーダー
「それはラクですよね。
あと衛生的な感じもありますね」
柵木さん
「地面に植えていると土ぼこりをかぶりやすいけど
高い位置にあるので土にも触れず
衛生的な管理ができるのが特徴的です」
さて、ここで1粒いただいてみましょう。
柵木さん「それは熟れ熟れですね」
リーダー「うーんいい香りです!いただきます」
パクッ…
リーダー
「ギュンとした酸味がまず来ます。
でも・・・あま味もありますね。
でも正直言っていいですか、酸っぱい!」
リラ「ちょっとすっぱくて噛み応えがある」
イチカ「甘い!…けどちょっと酸っぱい」
酸っぱい…というのがみんなの感想。
これにはあるワケが…
森アナ「品種は何ですか?」
柵木さん
「“すずあかね”と言います。
森崎さんが行った通り、酸味が特徴です。
ケーキとかの上にのせるのが
主な目的のイチゴになってますので
甘い生クリームと一緒に食べたときに
あま味と酸味がよく絡み合って美味しくなります」
リーダー
「ショートケーキと一緒に食べる!
食べた時に爽やかさを感じるようなイチゴなんだ」
酸味のほか、硬くて日持ちが良い、
という特徴もある「すずあかね」。
JAひだか東では、
生産する品種を「すずあかね」に統一して、
8割以上を首都圏に出荷しています。
その輸送の間に熟していくので、
本来であれば、赤くなる前に収穫します。
(C)HBC