2019ǯ0727土
間引きが大きなホウレン草を作る!
森アナ
「続いては種をまいてから2週間後のハウスに来ました」
リーダー
「さっきから1週間たって、だいぶホウレン草ぽく
なってきたんじゃない!?」
森アナ
「まだまだ小さいですけど
葉っぱに幅が出てきましたね」
リーダー「ここでする作業は?」
吉田さん「間引きです」
リーダー
「こっから間引く。間引きってわかる?」
ソウタ「ブチッて抜くやつ!!」
リーダー
「そうそう(笑)言うなればそうだね」
その間引きをあぐりっこが体験させてもらうことに。
リーダー
「真ん中のを取っちゃいます」
アズミ
「ここまで育ったのに
抜いちゃっていいのかな?みたいな…」
吉田さん
「抜かないとダメなんです!
ホウレン草が細く育っちゃうんですよね。
丈夫なホウレン草が出来ないんです」
吉田さん
「細いホウレン草は日持ちが悪い!」
リーダー
「ポーラスターの日持ちの良さが
なくなっちゃうんですね」
間引きをすることで、
土の栄養を残した苗に集中させて、
太い茎の肉厚なホウレン草を育てます。
しかしここで、ある疑問が…
森アナ
「ここで抜いちゃうぐらいだったら
最初から種をまく量を減らして
育てたらいいんじゃないかって思うんですけど…
やっぱり多めに播いて抜く作業を
しなければいけないんですか?」
吉田さん
「少なくまいて発芽不良を起こしたら
終わりなんです!!」
吉田さん
「発芽不良を起こしたら収穫量に響いてくる!」
リーダー
「それは取り戻せないですもんね。
失敗して収量すくないのはダメだから
多めにまいて間引いてあげる。
それがたくさんの安定量を出荷することになる…」
森アナ「なるほど~」
リーダー
「でも生産者さんにとっては手間ですよ~
腰曲げてさあ~暑い中、間引かなきゃなんない!」
最近のホウレン草栽培は、作業の軽減のため、
必要な分だけ種をまいて発芽させる方法が主流だそうです。
吉田さんの農場では、品質と収量を安定させるため、
昔ながらの多めに種をまいて、
発芽してから間引く栽培を続けています。
(C)HBC