2019ǯ0810土
ミルクやりに悪戦苦闘!
森アナ
「ホルスタインと和牛をかけ合わせた牛ということで、
それぞれの特徴を見ていきましょう」
舘野さん
「ホルスタイン種は肉付きが良くて大きく育つ!
だけど肉質は脂身が少なく赤身が多い!
黒毛和牛の場合は、
体格はホルスタインより小型ですが
サシが入り霜降りの肉になります」
森アナ
「それをかけ合わせる理由がコチラ!」
リーダー
「ホルスタインの母体を守る…
これはどういうことでしょうか?」
舘野さん
「最初に出産をするときに
ホルスタインだと出る子がみんな大きい!
そうすると難産になっちゃう。
それで母体も傷んじゃう…
お産をラクにするために
黒毛和牛の小さい子を付けて出産させる」
舘野さん
「ホルスタインだと赤身が多くて
サシが入りづらい!
だけど黒毛和種はサシがより多く入る!」
舘野さん
「交雑種はその両方のいいところ取りなんです!
肉の量も多いし、サシもほどよく入る!」
リーダー
「残酷な話だけど食べてしまう人間の都合で
そうしてるのかな?って思ってたんですけど…」
舘野さん「いえ!基本はやっぱり母牛のため!」
リーダー「そういうことだったんですね」
リーダー
「人間のためだけじゃない!
お母さん牛のために
交雑種を産むことが大切だと…!」
酪農が盛んな浜中町では、
常に交雑種が生まれています。
その交雑種を、肉用牛として有効に活用するため、
肉牛としてブランド化したのが浜中黒牛なのです。
森アナ
「かわいい仔牛にミルクをあげていきますが
まずは舘野さんがあげる様子をみてみましょう」
リーダー
「3つ持ってますよ…3ついっぺんだ!
3頭の牛に哺乳瓶を一気にあげてます!」
森アナ「群がってきてますね」
リーダー「なんで3ついっぺんにあげるの?」
舘野さん
「1頭1頭やってたら3倍時間かかるから…
この牛舎にフルで子牛入ると30頭になるんで
それが40分くらいで終わりますよ!」
森アナ
「割と簡単そうだなって思いますね…」
リーダー
「あっ!でた!何も分かってないでよく言う!!」
不器用さと根拠のない自信を
併せ持つことでおなじみの森アナ。今回は果たして?
森アナ「違う違う!これ私の手だって!」
リーダー
「3本できましたけど…
真ん中の子は股に挟んでます!!
牛の頭を股に挟む作戦!!」
森アナ「ほら出来てる!!」
リーダー「あなた今、腹筋大丈夫ですか?」
森アナ「お腹いたーい…」
悶えているとミルク瓶が子牛の口から離れ
飛び散ったミルクがリーダーの顔に…
リーダー「うわっっ!!!ちょっと!」
森アナ「ごめんなさい…きゃああー」
リーダー「ちょっと…けっこうかかったけど!!」
ある意味期待通り(ある意味無事に)、
自分の役割を果たした森アナ。
あぐりっこも大変そうですが、
なんとかこなしてくれました。
リーダー「上手でした!」
リク「ありがとうございました」
リーダー
「上手!落ち着いてる…
良い保育士さんに見えるよ~
森さんしょうがないですよ。
器用不器用ありますから」
森アナ「なんか私が不器用みたいじゃ…」
リーダー
「不器用なんだよ!!!ハッキリ言おうか?
とんでもなく不器用だよっ!!」
森アナ「ごめんなさい…」
(C)HBC