あぐり王国 放送内容

2019ǯ0810土
1日1キロ…大きく育て!


リーダー「お邪魔しま~す」

もおおおおお

リーダー
「鳴き声が子牛じゃない!でかいでかい!」

木戸さん
「もう男の子じゃなくてオスですね。
 この子たちで入ってきて約8か月くらい!
 うちの折り返し地点になる牛たちなので…
 もう倍くらい大きくなるかな…と」

森アナ「何か月で出荷ですか?」

木戸さん
「生後8か月で舘野さんから入れて
 そこから18か月、ここで育てます。
 今、この子たちで500~600キロです」



健康を保ちながら、体を大きくするために、
エサの内容や与え方は
細かな気配りが欠かせないようです。

木戸さん
「浜中町でとれた牧草と
 主に道産で集めた稲ワラをメインで
 草は食べさせています。
 あとはお肉にするための
 カロリーが多めの配合飼料を混ぜたものを
 給餌しています」



森アナ「どのくらい食べるんですか?」

木戸さん
「入ってきた時は1日8キロくらい…
 それが来て8か月のこの子たちで1日15キロ!」



木戸さん
「最初の入りたての頃は肉にする前の段階なので
 色々と負荷がかかってきてしまうので
 それに耐えられるように骨格作り!!
 背丈が伸ばしてあげたりだとか
 足腰を強くしてあげるために
 たんぱく質が多い餌を食べさせて、
 それが終わった段階で
 いよいよお肉を育てましょうって
 段階の餌に変わっていきます」  



木戸さん
「そこから出荷に近づくにつれて
 今度は餌を減らしていくんです。
 ボクサーみたいに引き締めていくんです」

リーダー&森アナ「ほおおおお」

木戸さん
「そうすると身が引き締まった肉になるので
 みなさんが食べる時には
 ちょうどいいお肉になっているという計算です」



エサは、浜中町の牧草と稲ワラ。
配合飼料に酒かすなどを混ぜた独自の飼料を
飼育段階ごとにそれぞれの割合を変えながら
与えています。



さああぐりっこエサ押し体験しましょう。

さくら
「難しいなあ…なかなか良い感じの所にいかない。
 牛の口元になかなか持っていけない…」

リクはチカラ強い!

リーダー
「力がありますねえ。自分で押したエサを食べてますよ」

リク「うれしいですね!食べてくれるので」

リーダー「みんなズラーっと食べてますよ」



こうして大きく育てられた牛。
出荷前の体重測定のお手伝いをさせていただくことに。



森アナ「追い込む感じですね」

リーダー「重いです」

木戸さん「これを押し込みます!」



リーダー
「全然行かない!動かないよ!」

なんとか移動させました。

リク「重たい…」



さて、この牛の体重はどのくらいなのでしょう?




リーダー「928キロくらいですかね…」

森アナ「(正解が)見えたでしょ…?」

リーダー「隠し方、下手なんだもん!」



木戸さん
「だいたいこの子たちは
 1日約1キロ体重が増えます。
 500日肥育しているので
 約500キロここで増やしている計算です」


(C)HBC