2009ǯ1017土
1/200万 の超エリート米!!
北海道米最高の
食味と評価される”ゆめぴりか”。
去年10月、開発を行った
北海道立上川農業試験場を訪れた際、
一同はびっくり!
実はとてつもない競争を
勝ちぬいて作り出された品種だったのです。
上川農業試験場
ゆめぴりか開発者
水稲科 佐藤毅さん
「1年で20万個体の米を作り出していまして
その中から品種登録にいたるまでに
10年かかります。」
佐藤さん
「つまり200万種類の米の中から
1つだけが選び出されて品種登録されて
皆さんの食卓に届くことになるんです。」
一同
「えーーーーッ 200万分の1!」
佐藤さん
「分かりやすくいえば
札幌市の人口から
たった1人を選び出す確率と同じです。」
河野
「ものすごいエリートなんですね!
私達が食べているお米って!!」
200万品種から選ばれた
超エリート米”ゆめぴりか”。
味の良さはもちろん、
高い収量性も特徴なのです!
通常、収穫機で刈り取られた稲は、
いったいどのような工程で
製品になるのでしょうか。
上川地区の生産者は、
稲を刈り取った状態の「もみ」を
お米の集出荷施設“上川ライスターミナル”へ運びます。
集められたモミは、
機械で小石や泥などの
不純物を取り除かれた後、
バーナーで熱した40℃以上の
温風で乾燥させます。
そして比重選別機で
品質ごとに分けた後、
モミガラを剥きます。
こうしてできた玄米は、
パールライス石狩工場などの
精米工場へ!
そこで、品質検査、精米、
梱包された物が、
最終製品として出荷されているのです。
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