あぐり王国 放送内容

2019ǯ0907土
美味しさの秘訣はブドウ!?


育成期は肥育期に向けて丈夫な体を作ることが重要。
神谷さん自前の牧草や、
とうきび・大豆・麦などを混ぜた
配合飼料といったヘルシーなものを
量を制限しながら食べさせています。
そして、池田町ならではのエサも…




神谷さん「ブドウのサイレージです」

リオ「ブドウの匂いします!」

イツキ「すごいブドウの匂いだ!」

リーダー「うわ~飲みたい!これ笑」

神谷さん
「これはかなり嗜好性が高くて
 タンパク質も多めに入っています」

森アナ
「栄養価も高いですし牛も好き!!」
 
※サイレージとは…
 飼料作物をサイロで発酵させたもの



エサを与えてみると…

リーダー
「すごい寄ってきてる。好きなんだあ。
 池田町ならではですね! 
 ワインブドウの産地である池田町だから
 こうした《ざんさ》(残りかすのこと)が
 たくさんあって、本当は捨てるものですけど
 牛が喜んで食べてくれる…
 良い事尽くめですね!これは」

イツキ「バケツごと食べたがってる…」

リーダー
「これワイン飲んでる気分でしょう!」

森アナ
「人間もそうですけど牛も好きなんですね。
 食べすぎちゃったりしないんですか?」

神谷さん
「あんまり多めには与えてません。
 ふりかけ程度です」

森アナ
「じゃあこんな量食べられるのは
 牛さん的には『うおおおお』って感じ?」

リーダー「盛ってるよ~今日!!みたいな」



さて移動してきました。

神谷さん
「こちらは肥育牛舎です。
 ここで徐々に大きくなっていきます」

リーダー
「順に大きくなっていくんですね」

イツキ「あっちめっちゃでかい…背が高い」




イツキ「大きいから触りづらい…」

リオ「大きいからちょっと怖い」

リーダー「もう触れない?」

森アナ
「お腹の部分も丸々としてきました」



リーダー
「ほら…部屋にギュウギュウ!
 牛だけに…」

神谷さん
「あははは(唯一大爆笑してくれた…)」

リーダー
「すみません…言いたいことじゃなかったんです。
 ごめんなさい…」

肥育期に入るとピーク時には
1日15キロほどのエサを食べます。
出荷する頃には体重が800キロくらいになります。



リーダー
「足元変わりましたね。
 さっきまで敷き藁でしたが」

神谷さん
「おがくずです。排泄物が吸収されるんです」

リーダー
「でも糞尿が混ざると不潔ですよね…」

神谷さん
「そうですよね。
 なので1週間に1回おがくずを変えます。
 で今日はその日なのでここを掃除したい…」



リーダー「おっ!手伝いますか?」

神谷さん
「お手伝いできますか?」

あぐりっこ
「はい!できます!!やりたいです」

神谷さん「ではお願いします」



ということで、牛舎の掃除のお手伝い。
実は、いま歩いていたところは、
牛の居住スペースの片側半分。





そこに新しいおがくずを敷くために、
まずは、古いおがくずの残りをキレイに取り除きます。



神谷さん
「で次があります!
 ゼオライトというものを撒いてもらいます。
 で!森さんお願いします。
 機械がありますので…」



実は神谷さん、森アナが不器用なことをご存知で、
何かを期待してご指名したようです。



ゼオライトとは、水分やアンモニアなどを
吸着することができる石。
それを撒くことで寝床を清潔に保つのです。


(C)HBC