2019ǯ0921土
カットしなくても内部が分かる!
この選別レーンでは、さらなる驚きが…。
こちらは、ダイコンの内部を判定することが
出来る機械!
森アナ
「これが内部判定装置にはじかれたダイコン!」
松田さん
「こちらはバーテシリウス菌という菌が
ダイコンの中に入ってしまうと
黒いリングが入ってしまいます」
リーダー「こうなると出荷は?」
松田さん
「出荷はできないですね。
産地の評価を下げてしまうので
商品価値はないです!」
リーダー
「でもこれってもともとは
切らないと分からないものでは?」
松田さん
「そうです!昨年までは受け入れした時に
(サンプルを)数本切って、
中身に障害があった場合は
(サンプル以外も)生産者に返していました。
松田さん
「生産組合の中で決めたルールで
そういうやり方をしていましたが
今年から内部判定装置を導入することで
(NG品だけを)すべてはじけるようになりました!」
森アナ
「1本1本判別できるようになったってことは
ムダもなくなるということですよね!」
松田さん「そうですね」
この内部判定装置を通過した、
高品質で安全なダイコンは…
松田さん
「自動箱詰め装置で
ダイコンを自動で箱に詰めています」
リーダー
「えー!これ手でやってたことですよね?」
松田さん
「去年まで箱に詰めるのは手作業でしたが
今年から新たに機械を導入しまして
自動で箱詰めしています」
松田さん
「近年は人度不足が1つの課題になっているので
機械化することで人員数削減ができています」
箱詰めされたダイコンは、
即、冷蔵庫で冷やされます。
こうして新鮮さを保った安全・安心なダイコンが、
全国の食卓へ届けられます。
松田さん
「より安定的に高品質なダイコンを
出荷できるようになったんですけども、
年々消費者ニーズは多様化しています。
消費者のニーズに的確に答えていくことで
最終的には生産者の所得につながる取り組みを
していきたいと思っております」
リーダー
「結構早さも短縮しているんじゃないですか?」
松田さん
「早さも短縮してますね。
水槽で洗浄してから段ボールに入るまで
だいたい10分くらいで…」
あぐり一行「えっ!!!」
リーダー
「10分でここに入っちゃうの?
じゃあさっき僕たちが見ていたダイコンが
もう(冷蔵庫に)入ってるの?」
松田さん「かもしれないですね!」
リーダー
「ちょっと10分待ってるから行っといで!」
森アナ「私…出荷されるんですか?」
リーダー「まずお風呂入ってキレイになって…」
森アナ
「途中ではじかれたらどうするんですか?」
あははは
リーダー「B品!!(大爆笑)」
(C)HBC