2019ǯ1012土
手間を惜しまず安全性を目指す!
栽培スケジュールは、
まず4月の下旬に種イモを植えて、
ひと月ぐらいすると芽が出始めます。
そのタイミングで…
西田さん
「培土(バイド)と言われる
土をかまぼこ状にする作業を行います」
リーダー
「せっかく芽がでたのに土をかぶせちゃう。
それはなぜですか?」
西田さん
「土をかぶせることによって
イモが生長しようとするスピードが上がるし
保温されてイモの成長がよくなる!」
リーダー
「でもイモの立場になるとですよ…
よいしょよしょ…でたああああって所に
ドバーッて土をかけられる…」
西田さん
「そこからのハングリー精神が大事なの!」
リーダー
「なるほど。そうやって鍛えられるんだ」
その鍛え上げたジャガイモを、
大正メークインならではの栽培方法で
仕上げていきます。
西田さん
「我が家で葉7月25日に一番最初の
茎葉(けいよう)処理を行いました」
リーダー「茎葉というのはクキと葉っぱ!」
西田さん
「馬鈴薯は出荷にむけて、
上の茎葉が収穫の邪魔になりますし
下のイモが肥大しすぎ奇形になりやすいので
茎葉は処理しなければいけないのですが
一般的には農薬をかけて枯らす…」
西田さん
「しかし大正メークインにおいては
トラクターの後ろに
茎葉処理専用の機械をつけて切断します」
リーダー
「確かに薬剤をまいて上をわざと枯らしたりするのが
だいたい主流ではあるんですけど
(大正メークインは)農薬を軽減させる!
これは農家さんのためではなく、誰のため?」
マキト「みんなのため!」
ミクル「食べる人のため!」
リーダー
「そうそう。何度もここにトラクターを入れるよりも
薬剤をまいたほうがラクだ…簡単にできる。
でもそれをせず、1個手間をかける。
それは間違いなく我々消費者のためなんだよね」
そんな丹精込めて育てられた大正メークインを、
収穫させてもらいます。
まずはミクルちゃん!
ミクル「すごいでかい!」
リーダー「何個出ると思う?」
ミクル「15個!」
ということで掘る掘る…
結局13個も出てきました!
マキト君は…19個も出てきましたよ!
(C)HBC