2009ǯ1024土
山の手南小のフードリサイクル現地学習
”さっぽろ学校給食
フードリサイクル”とは、
ゴミの分別、資源化促進の
取り組みの一環として
平成18年にスタート!
食や環境を考え、
物を大切にする
子供の心を育てることを
目的とした活動で、
今年度は札幌市内、
275校もの小中学校で
行われているのです。
給食室から毎日出る
調理クズや食べ残しは
清掃会社の収集車で集められて
堆肥工場へ運ばれます。
山の手南小学校では、
フードリサイクルの学習として
6年生は、石狩にある堆肥工場、
ばんけいリサイクルセンターを
8月下旬に見学していました。
札幌市内から集められた生ゴミが
堆肥に変わっていく様子を学びました。
土などを混ぜ、
発酵して堆肥が
出来ていくことを知りました。
河野
「実は今からおよそ1か月前の8月下旬。
ボクはココにいる3年生のみんなの
玉ネギ現地学習に
飛び入り参加しているんです。
なっ!みんな 久しぶり~~~!!」
3年1組・2組のみんな
「久しぶり~~~!!」
3年生は
北区上篠路の
玉ネギ農家・大萱生さんを訪ね、
玉ネギ栽培について勉強しました。
玉ネギの栽培スケジュールは
2月中旬の種まきからスタート。
ハウスの中で
およそ60日間かけて苗を育てます。
そして4月末ごろ畑に定植(移植)。
6月からは雑草取りや病害虫を防ぐ作業などを行い、
8月頃には70~90センチまで成長。
その後、葉が枯れたら、
「根切り」と呼ばれる
株を土から引き抜く作業を行います。
「根切り」は玉ネギの色つきを促したり、
貯蔵性を高める効果があるのです。
こうして収穫まで6か月間、
大切に育てられているのです。
3年生の男子生徒
「どうして玉ネギを
育てることになったんですか?」
大萱生さん
「札幌産の玉ネギを
守っていかなきゃいけないと思ってね。
でも、その前に玉ネギ作りが
好きだったからだと思います。」
(C)HBC