2019ǯ1026土
昔と今の違いを体験してみて…
こうして、丁寧に落穂も拾い終え…
リーダー
「ざーっと刈って、ここまでやりました」
ナオコ
「刈る時にガリッという感覚がスッキリして
1つ1つのお米の大切さも
最後に落穂を拾って思いました」
リーダー「そうだよね」
リンタロウ
「何本もやっていくと大変で
昔の人はこういうやり方…
今みたいな機械がないから
手刈りですごい大変だったんだなと思った」
リーダー
「横で見ていて森さんの稲刈りはどうだった?」
リンタロウ
「こんなに簡単にできるのに
何でできないの…??」
リーダー「わははははは」
このあと千歯扱き(せんばこき)という道具を使って、
昔ながらの脱穀を体験させてもらいました。
千歯扱きは、江戸時代に発明され、
昭和まで使われていたという、
長きにわたり、日本の農業を支えてきた道具です。
そんな、あぐりメンバーが手作業で体験した、
稲刈りと脱穀は
今は機械で同時に行っています。
ナオコ「すっごい!」
森アナ「はやい!」
リーダー「スピードが全然違うもんね」
リンタロウ
「手でやるより何倍も早くて
機械ができて良かったなって思う」
ナオコ
「一気にできて全然ラクだなと思いました!」
リーダー
「刈るだけじゃない!
千歯扱きの作業も中でやっているんだよ!」
リンタロウ「すごい…」
熊谷さん
「規模が大きくなって
生産者も機械を買うのは高くて大変…」
熊谷さん
「機械設備に投資しなければいけないのが
なかなか大変ですね…」
じゃじゃん、もんすけです!
今、北海道では、就農人口が減りながらも、
農地全体の面積を減らさないように、
生産者1戸あたりの営農規模が
大きくなる傾向にあります。
そんな中、
妹背牛町では生産者の負担を減らすために、
水田1枚あたりの面積を広くしたんだって!
どういうことなのか、もせうし町土地改良センターの
佐々木さんにお話を聞いてみたよ!
もせうし町土地改良センター
事務局長 佐々木新一さん
「やはり規模を大きくすることによって
機械の効率が非常に上がっていく。
長方形に長い田んぼになりますから
ターンが少なくなって効率が良いということと
水管理も草刈りもラクになったと言えます」
水田1枚ずつの面積を広くしたことで、
およそ25%も生産費用が削減されたんだって~
これからも、たくさんお米を作ってほしいし、
お米を作る人が新しく増えるといいな!
(C)HBC