2019ǯ1102土
貴重なシソ油が抽出!ありがたい!
(リーダーNa)
森アナが取材した日とは、別の日の滝上町。
東京に本社がある大手香料メーカーの社員が、
シソ油の蒸留の蒸留の視察に来ていました。
「水の方をもしかしたら
何かに使えるかもしれないので
持ち帰って検討してみます」
この香料メーカーは、
蒸留のほかにも、
シソの収穫にも立ち会い、
なおかつ毎年滝上に足を運んでいます。
決して安くは無い経費をかけて、
はるばる滝上町にやってくるのには、
シソ油にそれだけの価値を見出しているからなんです。
小川香料 三浦健司さん
「シソの香りは合成というものだけで作れない
天然オイルの良さがあるんです。
そういう代えられない価値のものを
私達は使わさせて頂いております」
小川香料 上野俊輔さん
「一緒にやっているんだという思いを
共有させていただくために
毎年足を運んでお話をさせてもらっている」
香料メーカー、シソ油の生産者、
そしてJAが一丸となって、
貴重なシソの香りを、
私たちのもとに運んでくれているんです。
JAオホーツクはまなす
滝本智さん
「小さな作付面積で大きな収益となっていますので
欠かせない作物の1つとなっていると思います」
さあさあ森アナの取材も大詰めです。
先程、釜に入れた分の油が上がったみたいですよ。
瀬川さん「これだけしか取れません」
森アナ「ええええウソ~嘘ですよね」
瀬川さん
「嘘じゃないです。
さっき踏んでもらった釜から出たのが…
これだけです」
(森アナNa)
抽出した油は、その都度、重さが計られます。
瀬川さん
「5.48キロだけど
缶の重さが2.1キロあるので、3.38キロ!
これ転んでひっくり返したら大変なんですよ。
ものすごい濃縮された油なんで」
森アナ「香りはものすごく濃いですからね」
瀬川さん
「仲間は少なくなりましたけど…」
瀬川さん
「切磋琢磨して人より多くって言ったら
おかしいですけど
少しでも多くのシソを
今年はあいつより多く取ってやるぞって気持ちで
頑張っていきたいと思います」
森アナ
「これからも頑張って下さい!
シソ油、最高です!!
ありがとうございました」
(リーダーNa)
森さん、お疲れ様でした!
最後に今回の取材を通じて何を感じましたか?
森アナ
「あれだけの作業をしてくれて
だからこそ自分たちの身の回りに
シソの香りがするものだったり
シソの味がするものだったりするものが
あるんだなって改めて思うと
そういう方々にも日頃から
感謝しなきゃって思ったし、
あとは自分の生活は自分の知らない所でも
色んな方が苦労して支えて下さっていることが
良く分かりました!!」
みなさんこんにちは!もんすけです。
今日は北海道のお米の歴史を知ることができる
特別展を紹介するよ!
先月から来年1月19日まで、
厚別区の「北海道開拓の村」で
特別展「北海道と米~米・稲・飯ものがたり~」が
開催されています。
1000年以上前の遺跡から見つかったお米から
現在の食生活に至るまで
北海道とお米の係わりを写真や道具などで
紹介してるよ。
また米粉を使った和菓子作りや
稲わらでの草履やわらじ作りの体験など
楽しいイベントが随時行われます!
詳しくは北海道開拓の村のホームページで
確認してね!
以上もんすけのあぐりニュースでした。
特別展【北海道と米~米・稲・飯ものがたり~】
日時:~2020年1月19日 午前9時~午後4時30分
場所:北海道開拓の村
問い合わせ:011-898-2692
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10月26日のクイズ
「今回取材した、お米の新品種は
なんて名前だったかな」
正解は「えみまる」でした。
(C)HBC