2019ǯ1130土
命をいただく…命は地域の恵みそのもの!
こちらは女満別小学校
漁師さん
「イクラってお腹に入ってる時は
バラバラじゃないだよ」
子供「食べる時、めっちゃバラバラ」
漁師さん
「こうやってこすりつけるの。したら…ほらあ!」
子供
「うわああああ~イクラだああ。
イクラになってきたあああ」
サケをさばく様子も見せます。
子供「かわいそう…」
漁師さん
「かわいそうだなって思うかもしれないけど
美味しく食べるためには
こうやって調理されていくんだね」
命をいただくことや、
その命は地域の恵みであること。
新谷さんからも次世代の子どもたちへと、
その思いを伝えます。
網走漁協 組合長
網走川流域の会 会長
新谷哲也さん
「漁師のお兄さん達が来て
みんなにお魚の話をしました。
サケは海で3~4年間生活をして
ぐるーっと回って網走の川に帰ってきます。
ですから3~4年経って帰ってくる間に
川の水が汚れていたり
変なニオイになっていたら、
どこに帰っていいかわからなくなるよね」
「だから川を大事にする。
そしたらまたたくさんお魚も食べられることになります。
みんなも出来る形の中で川を大事にして下さいね」
子供たち「はい!!」
10月20日。津別町。
町の中心部には長蛇の列が!
皆さんが並んでいる先に、あるものとは…?
女性「シジミ!」
心待ちされていたものの正体は、
網走湖産のシジミ。
こちらは津別町で行われた「産業まつり」。
その年の収穫を祝い、
ジャガイモやタマネギをはじめ、
様々な農畜産物が販売される中、
網走からも2つの漁協が参加して海産物を販売したんです。
女性
「津別町にはあまりこうした生モノが
売って店がないんです。
だからこういうのあったら買って冷凍しておく!」
海の無い津別町民にとって、この産業まつりは、
網走の新鮮な魚介類を身近で買える、特別な日。
そして、漁業者と農業者らにとっても、
地域一体となって環境保全に取り組み、
無事に海と大地の恵みとなり、消費者の元へと届けられる…
そんな日々の努力が結集する場所ともいえます。
さらに、網走川流域の会にも、この恵みを味わう時が…。
(C)HBC