あぐり王国 放送内容

2019ǯ1207土
日本最大の製糖工場に潜入!


さて、あぐり一行がやってきたのは、
国内最大級の製糖工場、
「日本甜菜製糖 芽室製糖所」。

小山昇さんに案内して頂きます。

小山さん
「ここの工場は10月12日からスタートしております。
 一度スタートしますと24時間、
 工場を止めることなく5月上旬くらいまで!!」

森アナ
「半年以上!休むことなく24時間稼働している!」




リーダー
「見ました?ここに来るまで道すがら
 工事現場みたいに見えるもの…
 それら全部ビートです!
 あっちにチラっと見えてる!」

森アナ
「あっ…あれ…ですか?
 白い布かかってる山ですよね??」

リーダー「あれ」

森アナ「えっ!嘘ですよね?」




小山さん
「ここには100万トンのビートが送られるんですが
 そのうち約4割の40万トンのビートを
 貯めておく場所があるんです。
 あれはビートを貯めておく場所です。
 ビートパイルといいます」

リーダー
「これが秋から冬の芽室の景色です!」

森アナ「すごーい」




1シーズンに100万トンのビートから、
17万トンの砂糖を作るという、この工場。

荷受けから物凄いスケールです。




リーダー「ここは?うわあああああ」

ある場所に移動してきたあぐり一行。

するとみんな一斉に悲鳴に近い叫びが!




あぐり一行
「うわあああ~えええええ」
「すご~~~い」
「なに~~~~」「ぎょえええええ」

リーダー「何でスズ、手を叩いてるの?」
スズ「す…すごい量が!」




スズ
「す…すごい量が!ビートの山だ!」

森アナ「これ全部ビートですか?」




スズ「きゃああ」

森アナ「すごい勢いで水が出てる!」

リーダー「何が行われてるかわかる?」

スズ&トモキ「洗ってる?」

小山さん
「この水はビートの山を水圧を利用して崩しながら
 ピットの中に決まった量だけを流しながら
 ゆっくりと工場内に運んでいるんです!」




リーダー
「崩しながら…運びながら…ですね」




工場に運ばれたビートは、
洗ってから細かく裁断されます。
それをお湯に浸してビートから糖分を抜き取り、
その液体から、様々な工程を経て、
砂糖の結晶を取り出します。

そうして出来上がった砂糖を、ひとつまみ頂きます。




トモキ
「この砂糖が出来るまでの工程が
 すごく大変だって知って食べると
 なんかいつもの砂糖よりもっと味が濃く感じます」

スズ
「ビートの時とは違う美味しさが出ていて
 すごく感謝の気持ちがでてきます」

リーダー「これが農産物なんだからすごいよなあ」

森アナ「畑から生まれてるってことですよね」

リーダー「そうです!本物は畑から来ている!」

小山さん
「お砂糖は脳のエネルギー源にもなります!」




小山さん
「いま食料自給率が非常に低い中で
 それを向上させる意味では
 ビートの役割がとても大きいと思います」




じゃじゃん!もんすけです!

砂糖が肥満や糖尿病の原因であるかのような
誤ったイメージが広がったこともあり、
近年、砂糖の消費量が減ってきています!
そんな状況を打破するべく、ある取り組みが始まりました!
その名も「天下糖一(てんかとういつ)」プロジェクト!

JA北海道中央会 脇坂勇亮さん
「JAグループ北海道では
 道内のてん菜(ビート)作付生産者と協力して
 3年間かけて正しい砂糖の知識を
 しっかり発信していこうということで
 今年から天下糖一プロジェクトを実施しています。
 砂糖に対する誤解を解いていただき
 正しい理解のもと、
 消費者にもっと召し上がって頂きたいと思ってます」
 
「天下糖一(てんかとういつ)」で検索すると、
砂糖に関する正しい知識などが解るので、
よかったら覗いてみてね~!

■天下糖一プレジェクト■https://tenkatoitu-project.jp/


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