2019ǯ1214土
現場に足を運び声を聴く…

栗中さん
「すみません、お忙しいところ。
今日はこの前融資させていただいた土地の
現地確認で伺わせていただきました。
この一面ですかね…」
続いて栗中さんが訪ねたのは、
離農された方の土地6ヘクタールを購入した、
竹薮浩祐さん。
現在、秋まき小麦を生産しています。

竹藪さん
「土地の形とか作物の作りやすさにもよるけど
25~30万円くらい…10アールあたり」

栗中さん「この面積で言うと…」
竹藪さん「(6ヘクタールで)1500万円」

竹藪さん
「農協さんだったら
生産者のことも分かってもらった上で話が出来るし」

竹藪さん
「栗沢支所はみんなやわらかくて
しゃべりやすい人が来るので
その辺は安心してます!」

栗中さん
「良かった…あはは。ありがとうございます」
今でこそ、こうした信頼関係を築いてきた栗中さんですが、
仕事を始めた当初は失敗したことも多かったそうです。

栗中さん
「雨が全然降ってなくて、やっと雨が降った時に
『良い雨ですね』と言ったら
雨をいま必要としていない生産者だったりして…
誰はどういうものを作っているのかを把握した上で
その人にあった話をしていかないとな…とは思います」

さて場面は変わって…
(森NA)
生産者を経済的にサポートする「農業融資」は、
全道各地で行われています。
道北・天塩町の、ある施設にお邪魔しました。

JAてしお 組合長
ミルクファーム天塩代表 佐藤博幸さん
「今ね…ここに約270頭の乳牛がいます。
生乳を1日7トン!
この調子でいけば今年は2000トン近く生産できそう。
1年目としては非常にスムーズにいってる方です」

こちらは今年4月に稼動したばかりのメガファーム、
「ミルクファーム天塩」。

自らも酪農家であるJAてしおの佐藤組合長を中心に、
7人で合同会社を設立して牧場を運営しているんです。
(C)HBC