あぐり王国 放送内容

2019ǯ1214土
生産者の夢と挑戦に寄り添うJA


佐藤さん
「これがエサ寄せのロボット。
 牛が散らかしたエサを寄せていく機械です」




佐藤さん
「これは牛のブラシです。
 痒くなったら自分で来てこする!」
 



佐藤さん
「これは糞を除ふんする機械。
 これも自動です。ほとんどが自動で動いてます」




佐藤さん
「手動なのは人間の頭だけ!あははは」




(リーダーNA)
佐藤組合長、うまいこと仰いましたね。
確かに、あまり人が見当たらないですし、
最新の牛舎だけあって、設備が整ってますね~。

そして、こちらは…自動搾乳機ですね!

佐藤さん
「自分でああやって待ってますからね。
 戸が開いたら次の牛が入ってくるはずです」




この機械は、24時間稼動していて、
牛の好きな時間に搾乳してくれる優れものです。
1頭1頭の乳量や乳質もデータ管理しているので、
高品質の生乳生産ができるんです。
上に番号が書いてありますけど5、6…。
え…右側にも7、8って。
もしかして8台もあるんですか!?




(森NA)
「ミルクファーム天塩」は、なんと、
総事業費30億円をかけて作られました。
人手をかけずに、機械を主とする酪農。
そこに至ったのには、
地方が抱えるこんな問題があったんです。




佐藤さん
「地域の基幹産業である酪農だが
 どんどん離農して生産量が減ってきている。」




佐藤さん
「このまま放っておいたら天塩町の酪農がなくなる…
 だから『やろう!』と決めて取りかかった」




佐藤さん
「信連(JA北海道信連)さんが
『その考え方に僕たちも乗せて下さい』ということで…
 こんな年寄りに融資できないべってくらいなのを
 思いっきり融資してもらったんですからね。
 それに背を向ける訳にはいかないから。
 もうどんどん向かっていく!
 と言う事なんです!あはは」




(リーダーNA)
天塩町に限らず、北海道の酪農は、
後継者不足や経営者の高齢化など
様々な問題を抱えています。

そんな中で誕生した「ミルクファーム天塩」は、
外部からの雇用や労働力の軽減が期待できると、
町の新たな希望となっているんです。




佐藤さん
「やはり若い人たちにも安心して
 酪農ってこんな素晴らしい仕事があるんだって
 感じながら仕事をして欲しいなあって」
 



佐藤さん
「最終的には『ミルクファーム天塩』で
 3000頭の牛を搾りたい!
 そういう夢を持ってやっている!」



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