2019ǯ1221土
自社でグルテンを作るこだわり!
森アナ
「さてお麩を食べましたけど、
これが原料じゃないかって想像がつきましたか?」
リオナ「小麦粉?」
リーダー
「小麦粉!ものすごいパンに近いので!」
森アナ「では正解を聞きましょう」
小山さん
「小麦粉でグルテンをつくるので小麦で正解!!」
リーダー
「グルテンというのは
小麦のたくさんもってる成分の中で
一番粘りがあって、歯応えとかモチッとした
感じとかをつかさどる 小麦の一部分。
そのグルテンを抽出する!」
そのグルテンを作っている
「途中のモノ」を見せて頂きました。
森アナ「あの白い塊がグルテン?」
小山さん
「そうです!これが主原料となっております」
リーダー「泡が浮いてるのが気になりますが…」
小山さん
「これはデンプン質とかで
これを全部抜いていきます!」
リーダー
「小麦からグルテンを抜くときに
デンプンとか色々なもの抜いていく。
その時にでるのが、この泡あわなんですね」
小麦粉に水を加えて練った後、
水で洗い続けてデンプン質を落とし、
タンパク質だけを残したものがグルテン。
森アナ
「お麩の工場はどこもこのように
グルテン作りから始まるんですか?」
小山さん
「グルテンづくりを麩工場でやっているのは
全国的にも珍しいと聞いております。
本州のほうでは製粉所からグルテンを買うようで
こうやって自社でやっている所は珍しいらしい…」
リーダー
「なんでなんで?そんな大変じゃないですか。
グルテン作るの。ひと手間増えるじゃないですか」
小山さん
「それだけこだわったものが色々出来るので
うちは自社でやらせて頂いてます!」
リーダー「へえええ」
リーダー
「でも大事なところですよね。
お麩を作る、その原料にまで
しっかりこだわりをもって
自分達が作りやすいグルテンを導いて
作ることが出来る!」
小山さん「おっしゃる通りです」
リーダー
「すごいですねえ~一貫生産だ!素晴らしい」
この自社製グルテンから様々な麩が作られます。
小山さん
「このグルテンに小麦粉を合わせて
練りあわせて作るのが焼麩になります」
リーダー「また小麦粉を入れるの?」
小山さん「焼麩の場合はそうです!」
リーダー
「小麦粉からグルテン抽出して、
他のものは使わない。
でももう1回小麦粉を持ってきて
ここに混ぜ合わせる!」
小山さん「そうですね」
リーダー「何それえええ」
その生地を細く伸ばしたものを焼き上げます。
それを乾燥させると焼麩が出来上がります。
では、生麩はどのように作るのでしょうか?
(C)HBC