あぐり王国 放送内容

2020ǯ0111土
金滴酒造さんにやってきました!


森アナ
「さあ酒米がどのように日本酒になるのか?
 新十津川町にある酒蔵
 【金滴酒造】に来ています」

リーダー
「お世話になってます!宜しくお願い致します」




1906年、明治39年創業の老舗、
金滴酒造(きんてきしゅぞう)。
北海道でも指折りの名門の酒蔵です。

■金滴酒造■
住所)新十津川町中央71-7
電話)0125-76-2341




リーダー「色々並んでて商品もありますが…」

金滴酒造 社長 名取重和さん
「日本酒をつくると酒粕がでます。
 甘酒用とか漬物用ですとか…
 そういう余ったのは廃棄してた部分もあるんです。
 それでは、もったいない!ということで
 5年前から色々取り組んできました。
 甘酒や漬け物でなくても
 酒粕で色々な食品を作れないかと
 取り組んできました」



名取さん
「また家畜の飼料にも使って廃棄ゼロになりました」

リーダー「すごい!」




森アナ
「リーダー…よく見て下さい。
 環境大臣、小泉進次郎!!」

リーダー
「でました…この人のこうした表彰。
 初めて見ましたよ」




リーダー
「私だってまだもらってないですもん」

リーダー
「リーダー、これからもらうんですか?」

リーダー

「もちろんじゃないですか?
 もしくはここ(大臣署名)が
 森崎博之になって…あはははは(大爆笑)」

あはははは
あはははは

名取さん「ありえますね」



さてここからは、酒蔵に場所を移し、
杜氏(とうじ)の室岡和宏さんに、
酒米の精米具合と日本酒の種類の関係について
教えて頂きます。




室岡さん
「まず70%の酒米を使ったものが
 本醸造というものになります。
 次に50%のものを使って作ったのが
 純米吟醸となります。
 最後に35%の小さなお米で作ったものが
 大吟醸となります」

リーダー
「大吟醸!お値段的にはどうなりますか?」



室岡さん
「そうですね、こちら側(本醸造)が安く
 奥の大吟醸が一番高くなってます」

リーダー「ですよね~~」

と大吟醸の白衣の裾に隠そうとするリーダー。

森アナ「ダメです!(笑)」

今ご覧いただいた歩留まりの数字は、
お酒の種類と必ずしも一致するわけではありませんが、
概ね、そのくらいの目安となっています。




森アナ
「削り具合によって味も変わるんですか?」

室岡さん
「はい!酒米には心白が中心部にあるんですが
 そこまで削れば削るほど
 周りにあるタンパク質が雑味になるので
 それを削ることによってキレイな味を出す!
 そのため大吟醸が一番きれいな味になる!」




リーダー「杜氏はどれが好き??」

室岡さん「私は純米吟醸が一番好きです」

リーダー「というのは?」

室岡さん
「大吟醸というのは香りをたくさん出すんですけど
 その香りが好きだという人もいるんですけど、
 自分はどちらかというとお米の味も出る
 純米吟醸がけっこう好きですね」

リーダー「ぼくも好きだな!純米吟醸」





森アナ
「それぞれに特徴があって
 好みが分かれるってところですよね」

リーダー
「多様的でお酒を愛する人も
 どんなシーンで何と飲むか?誰と飲むか?
 色々それを変えられるっていうのは嬉しいことですね」


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