2020ǯ0111土
酒づくりを見た後は…絶品日本酒いただきます!
さて酒米は、とても複雑な工程を経て日本酒になります。
まず釜で蒸した米に菌を植えて麹(こうじ)を作ります。
その麹に、蒸した米、水、酵母を加えて、
「酒母(しゅぼ)」という状態になります。
その酒母に、麹、蒸した米、水を加えると、
「もろみ」という状態になります。
そのもろみを圧搾機で搾ると酒と酒粕に分かれます。
リーダー
「これがもうお酒になってるんだ!
香りがすごい!飲んでみたいって言ってます…」
室岡さん「ぜひ試飲してみてください」
リーダー「いいんですかあああ?」
ということで絞りたてを飲んでみます。
リーダー
「素晴らしい!華やかな香りがします!
まだつぎたてというのもあるのでしょうか?
炭酸を感じるのと、少し尖った感じもありますが
こなれてくると角の取れた華やかなお酒になりそう…
どうぞ?森さん」
森アナ
「いい香りですねえ…
いただきま~す!
美味しいですね…美味しいですね!
うわっ美味しい~」
リーダー「分かったよ!!」
この原酒の状態から、ろ過と加熱、
アルコール度数の調整などを経て、
ようやく日本酒が完成。
精米からそこに至るまで、およそ60日かかります。
リーダー「今年の酒米どうでしたか?」
室岡さん
「今年の酒米はよく溶けてくれたので
お米の味がよくでたお酒になっています」
リーダー
「つまり今年の新酒はウマイ!ってことですよね。
北海道今年新米も美味しかったですけど、
新酒もいいですよ~」
森アナ
「ではお待ちかねの試飲タイムです!」
リーダー
「うわ~あけましておめでとうございます」
金滴酒造の歩留まり70%の本醸造と35%の大吟醸。
そして酒粕をあぶったおつまみを用意して頂きました。
まずは本醸造からいただきます。
リーダー
「いただきます!
うーんっ!!うま~い!
ずっと米を見てきたからなのか
米感が強いです!舌で転がすと、
まる~く甘さが膨らんでいく感じ」
リーダー
「じゃあ大吟醸をいただきます…
キレ~イ!!美しい!!」
森アナ
「あああああ。美味しい!スッキリしてますね。
キレイっていうのすごく分かります!」
リーダー
「外まだ明るいぜ!たまらんな~今日」
森アナ「わはははは」
リーダー
「仕事とはいえ…いい正月だなああ」
森アナ「酒粕いただきましょうか…」
リーダー「なんかパリッとしてる」
森アナ
「あっ!おいしい!
どんどん口の中で溶けていくにつれ
お酒の味がふわふわふわ~って
広がっていきますねえ」
リーダー「上機嫌ですねえ」
森アナ「あはははは」
金滴酒造がある新十津川町は道内ではいち早く、
およそ20年前から酒米生産に本格的に
取り組んでいます。
その北海道の酒米を牽引するマチの地元の酒蔵から、
絶品のお酒が造られているのです。
名取さん
「農家のみなさんの努力が実になって
一粒になって…
そして作り手がその思いを
液体にするまでの努力が一番!」
新井さん
「酒米に関して言えば、
全国で有名な山田錦を追い越したい!
それは酒米を作った時からの
私の夢なんですよ」
リーダー
「20年前は鼻で笑われたかもしれないけど
今は真に迫ってきてるかもしれません。
うるち米もそうですよね。
ゆめぴりかの誕生で
日本一のコシヒカリと言うお米を
凌駕するかもしれない…という所まで来ました。
良い時代に私たちは生きていますよ~」
森アナ「北海道に生まれて良かったですね」
リーダー
「今年もたくさんお酒を飲みたいと思います。
どうもありがとうざいました」
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12月21日のクイズ
「今回取材した食品を
ひらがな一文字でお答えくださ~い!」
正解は「ふ」でした。
(C)HBC