2020ǯ0125土
いよいよ授業に潜入!
7時30分
森アナ)
牛舎の当番の生徒は、寮に戻り、お風呂に入ってから、
ほかの学生より少し遅めの朝食をとります。
「食うの遅い!!」
「うふふふ(笑)」
一仕事終えたあとだけあって、
朝から食欲全開です。
機農コースは全寮制で、仲間との協調性や
先輩や後輩との接し方などを、
暮らしの中で身に付けていきます。
8時過ぎ寮から学校へ。
今日は、どんな授業があるのでしょうか?
学生
「午前中は…全部農業です!
1週間、農業関係の教科だけでも
10単位くらいあるんです」
学生「実習は100%出席で単位が出るので…」
学生「朝と夕方の実習を休みと単位取れない!」
もちろん国語や数学など一般的な授業もありますが、
機農コースでは、農業や酪農の専門的な学習に、
多くの時間を割いています。
8時50分 1時間目:畜産
酪農学園大学付属
とわの森三愛高等学校「機農コース」。
1年生から3年生までひとクラスずつあり
合計で80人余り。
男子がおよそ7割で、農家出身もおよそ7割。
出身地は、北海道から九州まで全国各地。
そのうち道内出身者と道外出身者は半々くらい。
座学からフィールドワークまで、
実践的な授業を行い、
全国へ日本の農業や酪農を担う人材を
輩出しています。
午前9時50分 2~3時間目:実習
先生
「乳頭の付け根の部分。
ここに毛が残っていると
搾乳の時、邪魔ですから。
ここに汚れがついちゃうと拭くの大変だよね。
なのでキチンと刈り取って下さい」
先生
「あんまりダラダラとやっていると
牛もストレスです!
ずっと1時間も2時間もこんな事やられてると
イライラしてきます。
もう寝たいようとか思ってくるのね。
なのでできるだけ短時間で!」
リーダー)
いま行われているのは、乳房の毛刈りの実習です。
乳房の清潔さを保つために大切な作業なんです。
(C)HBC