2020ǯ0125土
酪農を通して人間力を育てる
リーダー)
お、こちらでは安田君が始めるようです。
やろうとすると…牛が逃げていきます。
バリカンをあてるだけで蹴ってきます。
学生「垂直に当てて!そしたら痛がらないから」
安田君は周りのみんなに比べて、
少し不慣れな手つきで、
仲間に教えてもらいながら作業していますね。
でもだんだん慣れてきたかな?
手早く…それでいて慎重に…がんばって安田君!
森アナ)
安田君は三重県の出身。
実家は酪農と無関係でしたが、
安田君は酪農と北海道にあこがれがあり、
去年の春、明確な志しを持って、
この高校に入学しました。
安田君
「将来、北海道で酪農をやりたいです」
安田君
「まず他の酪農家さんのアルバイトとかして
ある程度学んだら自分の牧場を作りたいです」
リーダー)
なるほど!すごく素敵な夢だね!安田くん!
けど見知らぬ土地で、未経験だった酪農を学ぶって、
きついことも沢山あるんじゃないかな
安田君
「辛い事もありますけど…
寮生活とか家と違うところが結構あって
そういう所が結構ツライけど
仲間とか先生がいるから乗り越えられます」
良かった~~!
充実した学校生活を送っているようで安心しました!
夢の実現に向けて、これからもがんばってください!
先生
「自分が刈ったのとひとのを見比べてみて!
刈り残しとかないか…
どういうところに刈り残しができやすいか?
自分の作業以外も見てみましょう」
リーダー)
出身地も違えば、
これまでの経験値も違う学生たち。
先生は彼ら彼女らに、
どんな風に育ってもらいたいとお考えですか?
西川謙先生
「農家の子たちと非農家の子たちとが
全体総じてやる気がある子が多いと思ってます。
ただ技術的にはかなり差があるので
お互いに切磋琢磨しながら
伸びていってもらえたらなと思っています。
機農コースの生徒たちは酪農を学びには来てますが
知識や技術は身に着けてもらいたいですが
それ以上に求めているのは人間力!
酪農に限らず、
どこに行っても役に立つスキルと技術を
酪農を通して身につけていってもらいたい」
毛刈り授業を終えて…
西川先生
「色んな人の毛刈りを見る機会があれば
どういう風に刈っているのかな
そういう風に興味関心を持つと
実際に自分で刈る時の役に立ちます。
これで終わります」
学生「ありがとうございます」
(C)HBC