2020ǯ0125土
全国から夢を持った学生が集まる!
森アナ)
11時40分からのお昼休み。
学食の様子を覗いてみました。
寮暮らしの機農コースの生徒は、
全員ここで昼食を食べます。
学生
「乳房の毛刈り…
乳頭の周りを気を付けると案外…注意しないと」
学生
「1頭目は満足するまで時間かかる!
なんだかんだ言ってやってることは難しいよね」
リーダー)
お昼時の会話のテーマが
「乳房の毛刈り」ですもんね。
機農コース恐るべし。
そしてこちらは機農コース2年生のグループ。
お食事中に失礼して色々お話を聞いてみます。
「神奈川県の平塚から来ました。
実家が酪農をやっていて
将来後を継ぎたいなと思って
ここに勉強をしにきました」
「千葉県から来ました。
実家が肉牛農家をやっていて
お父さんの母校というのもあってここに来ました」
「(浜中町の)家を継ぐために来ました。
お父さんとお母さんがここの卒業生なので
お父さんは機農コースの卒業生で
お母さんは普通科だった!」
続いては1年生女子のグループ。
「別海町です!
お父さんとお兄ちゃんがこの学校出身で
進められました!」
「東京出身です!
将来パティシエになりたくて…
自分が育てた牛の牛乳とかチーズを使って
洋菓子を作りたいと思って、ここに来ました!」
農家出身の生徒が大半を占めていますが、
みんなハッキリとした目的があって、
この学校に来ているみたいですね。
お、そろそろ午後の授業が始まりますよ。
午後1時35分 5~6時間目:総合実習
先生「今日のパンは…」
森アナ)
これは3年生の食品加工の実習。
チーズやパン、ソーセージといった食品作りを通じて、
農産物の六次産業化について学んでいます。
尾崎仁先生
「自分のうちで農産物から
さらに収入の幅を広げるために食品加工したり、
または長男が後継ぎしたとして、
弟妹が自分たちの牛乳で六次産業化を進める…
というのを持ってくれたら
授業が役立つと嬉しいですね」
「北海道は食と農業に目をつけたら
ビジネスチャンスは
あちこちに転がっていると思うので
それをしっかり逃さずにとらえて
きちっと儲けられる経営者になってほしい…
そしてそれを食べて喜ぶ人がたくさんいるので
人に喜ばれるような職業に就いてもらえたら一番です」
尾崎先生
「乳製品に【北海道】って名をつけるだけで
関東圏・関西圏にとってブランドなの。
もちろんこの中には道外の人もいるけど
北海道は付加価値がつけやすい地域だということを
ちょっと頭に入れておきましょう」
この日作っていたのは、
コーン・ベーコン・マヨネーズパン。
美味しそうに焼き上がりました。
尾崎先生「上等だ!」
失敗作をアピールする学生。
学生「ここ多分カットされるから(笑)」
リーダー)
カットしませんでしたよ!
(C)HBC