あぐり王国 放送内容

2020ǯ0201土
ライバルが仲間になって美味しいチーズを作る


あぐり一行がやってきたのは、
音更町・十勝川温泉エリアの近くにある、
十勝ラクレットモールウォッシュの共同熟成庫。
なぜ作られた施設なのか、
熟成士の柳平(やなぎだいら)孝二さんに
お話を伺います。



十勝品質事業協同組合 柳平さん
「この先の国産チーズを見据えた時に
 十勝のチーズの代表を
 みんなで作り上げたいね!
 というところから始まった事業です。
 十勝のみんながチームになってやる!
 酪農家が牛を大切に育てて
 チーズ職人がチーズを大切につくる。
 それを我々が預かって
 その魅力を最大限に引き出して
 お客様に安全安心な形で届ける…という
 大きな枠組みです」



共同熟成庫には6つの工房から集まったチーズが、
今の時期だと2000個ほど保管されています。

ところで6つの工房それぞれのチーズによって、
品質にバラつきは無いのでしょうか。




柳平さん
「十勝ラクレットモールウォッシュという
 1つの製品を作ろうと構想が始まった時に、
 やはりある程度の品質を揃えようと
 熟成庫ができる前に 
 約3年ほどをかけて準備をしてきたんです」

リーダー「うわ~」



柳平さん
「そこでそれまでライバルだった工房が
 “仲間”になった時に、
 ノウハウを出し合うことができた!
 それで組み立てた1つの規格が出来上がって
 十勝ラクレットモールウォッシュが
 出来上がっているので、
 もちろんまだ課題はないことはないですが
 やはりそれだけの準備をしてここまで来ている!」

リーダー「なるほどねえ」

  森アナ
「良いところを集めた製法で作られて
 そして専門の方が熟成して下さっている。
 最強ですね!」

リーダー「最強だよ!!」



イツキ
「1つのチームになって
 チーズを作っているのはスゴイなと分かった」



リオ「敵同士だった人たちが…」

リーダー
「敵じゃないんだけどな(笑)
 争ってはいないから」

柳平さん、肩を震わせて笑ってます。



リオ
「ライバル同士だった人たちが一致団結して
 ひとつのおいしいチーズを作ろうと
 思っているところがすごい!」



リーダー
「それが君たちがいる十勝エリアなんだよ。
 なんか嬉しくない?」

イツキ「うれしいです!」

リーダー
「そんな風にみんなが協力して頑張っているんだね」


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