2020ǯ0307土
ジャングルを切り開く…開墾の苦労
(森Na)
遥か遠くまで畑が広がる
イグアス移住地の美しい農業景観ですが
移住当初は、ずいぶん違ったようなんです。
白澤さん
「我々が入って(移住して)20年くらいは
ここはジャングルだったからね。
そこをひらいて(開墾して)、
3~4年かけて大きいブルトーザー入れて
木の根をとって…」
(森Na)
かつては大木や密林が広がるジャングルだった
というイグアス移住地。
農地開拓のため、
移住者たち自ら開墾を行ったそうなんです。
白澤さん
「帰る夕方道で動物園にいるトラいるしょ。
トラとばったり会ってね…。
5メートルくらいの所で!
動物園のトラとは比べ物にならないくらいキレイ。
ここは開墾する時は山を焼くんです。
みんなでタイマツを持って火をつけて歩くんです。
その時にヒョウやジャガーなどが飛び出てくる。
出てきて、僕らのほうを見て、
Uターンして同じ所に戻って行った」
正人さん「まずそうだあと思って…」
白澤さん「あははは…」
(リーダーNa)
いやいや笑ってますけど、笑い話じゃないですよ!
でも、たくさんの移住者のみなさんの苦労によって、
世界有数の大豆産地は築き上げられたんですね~
(リーダーNa)
イグアス移住地のスーパーマーケットに
やって来た彰一さん。何か買い物でしょうか。
白澤さん
「向こうが金物や学用品売り場。
これはパラグアイ人の主食のパン」
(リーダーNa)
なるほどなるほど…
色々と色んなものが売ってる
店舗だということですよね。
あれ?彰一さんどちらに?
白澤さん
「ここは肉売り場でね、
いま向こうで豚肉や牛肉とかを加工している」
(リーダーNa)
ふむふむ。たくさんの物が販売している
スーパーってことは分かりましたけど、
でも彰一さん!
そんな裏側まで入っちゃって、大丈夫ですか!?
白澤さん
「今、うちの牧場の豚を持って来て加工している」
白澤さん
「うちで飼ってる豚だから、お客さんは知ってて、
この豚は間違いないと信用がある!」
(C)HBC