あぐり王国 放送内容

2020ǯ0307土
パラグアイの農業発展を支える


(森Na)
大豆栽培や酪農など、様々な分野で、
北海道の農業技術が導入されている、
南米の農業大国「パラグアイ」。




首都、アスンシオンの市街地には、
現地日系人で組織する農業団体の本部があります。




JA北海道中央会 参事 高橋和則さん
「パラグアイと連携協定を受け3年目を迎えます」

(森Na)
2018年、日系農協中央会は、
農業及び協同組合の発展を目的として、
JA北海道中央会との相互協力協定を締結しました。




北海道からの視察を受け入れや
現地農協の視察協力を行ったり、
北海道での農業研修を実施するなど、
協同組合間の連携や
農業を通じた繋がりを深めています。




日系農業協同組合中央会
参事 ペドロ安田さん
「(北海道で)日本の農協のシステムを学んで
 先進システムや技術でパラグアイで
 普及できるものがあれば取り入れたい。
 今後どう生かしていけるかは
 まだまだ検討していく段階ですね」



(リーダーNa)
多くの日系移民の貢献によって農業発展を遂げている
世界有数の大豆産地、パラグアイ。




夕張から家族で移住して60年が過ぎた今。
大豆栽培の先駆者として歩み続けてきた
彰一さんにとって、
どんな道のりだったのでしょうか。




白澤さん
「僕は全て運が良かったですよ。
 だけど運は黙って来るものではない。
 やっぱり全て自分の努力が必要ですよね。
 それをこれからの人間が
 上手に発展させて欲しいというのが
 一番の頼みですね」




道民へのメッセージ…



白澤さん
「日本ほど大きく儲けはせんです。
 だけども自然条件・生活水準
 全てがパラグアイの方が条件がいい!
 地震もないし、台風もないし、水はおいしい。
 三拍子そろっている。
 お金のたまり具合は本人次第だけど…
 まあお金はあまり気にしない方がいいですよ。
 こういう良い所があると教えたいから
 ぜひ来てほしいです!
 そう思って頑張りますよ。
 次、来た時に胸張って見せられるように!」

(リーダーNa)
彰一さん、ありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしています。

---------------------------------- 
2月29日のクイズ
「北海道大学で研究しているシードルの原料は、
   どんな果物だったかな?」

正解は「リンゴ」でした。



(C)HBC