2020ǯ0509土
君はどこまで長ネギを知ってるか!?
日高地方の最も西側に位置する、日高町門別。
サラブレッドの名産地としても良く知られています。
さて、この軟白長ネギ。
ここで、とっておきのうんちくを一つ。
森アナ
「まず森さんね。長ネギのこと知ってますか?」
森アナ
「長ネギのことは知ってますよ。よく食べますし」
リーダー
「ではこの長ネギ、植物上どの部分を食べているか?」
森アナ
「ここ(根のような部分)が根っこなんじゃないか?
玉ねぎがこういうの出てきますよね?
となるとネギの白い部分が玉ねぎの実の部分?」
リーダー
「そうですね。肥大化した部分が玉ねぎですね」
森アナ
「となると…茎???」
リーダー
「茎を食べてるんじゃないか?と…。なるほど。
完全なる不正解です!残念!不正解です」
リーダー
「この部分(白い部分)は
葉っぱの付け根という考え方で
『葉鞘(ようしょう)』という部分なんです。
茎は根っこのちょっと上。
お料理で落とすような所ですね」
日高町門別の軟白長ネギは、
ハウスで栽培されています。
ところで、見渡す限り緑の長ネギばかり。
白くて細長い部分は見当たりませんね。
それには、こんな訳が…
リーダー
「光に当たると緑色になるので
光に当てないように白い部分を作るんです」
リーダー
「太陽光・外気などに触れないように遮断して…」
リーダー
「黒いフィルムとか
門別ではもみ殻をたくさん入れて…」
森アナ「えええええ」
リーダー「しっかりと遮断して…」
リーダー
「しっかりと白い部分を伸ばすんです。
ですから葉っぱの付け根を育てて食べている!」
森アナ「はあ勉強になりました!!」
この黒いシートの中で、
長ネギの白い部分が育っています。
軟白長ネギの、あの美白は、
生産者の皆さんが、
手間暇をかけて作り上げているんですね。
ということで…
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