2020ǯ0516土
白カブの栄養はすごいぞ!
そんな元気いっぱいに育っている
白カブの栄養について学んでいきます。
森アナ「札幌保健医療大学の荒川教授です」
リーダー「今週もよろしくお願いします」
番組でおなじみの荒川先生に、
白カブの栄養について根掘り葉掘りお聞きします。
荒川先生
「野菜なので水分がこんなに多いんですけど…」
リーダー「すごい水分量だあ」
荒川先生
「炭水化物もそこそこ入っていて
カリウムが結構多い!
日本人は塩分取り過ぎですが
ナトリウムを排せつしてくれます」
リーダー
「ナトリウムを排せつする役割がカリウム!」
荒川先生
「カリウムが多いというのが1つの特徴です」
荒川先生
「あとでんぷんを分解してくれる
消化酵素のアミラーゼも含まれます。
例えばご飯と一緒に食べると
お腹の中のアミラーゼを使わないで
カブのアミラーゼででんぷんを消化してくれる。
なのでお腹の負担を助けてくれますね」
リーダー
「うわ~そうか。
本来はお腹が頑張るところを
このカブが担ってくれるんだ。すげ~!」
荒川先生
「ただ熱を加えると働きが弱くなってしまうので
できるだけ生か…
もしくは熱を加える時は大きいサイズで調理すると
熱の通りが弱くなり栄養分を活かせます!」
そして、さらに注目すべきは葉に含まれる栄養。
荒川先生
「これすごいんですよ。
緑黄色野菜として扱われていて
野菜の優等生ほうれん草と比較しても
ビタミンCが約2倍!」
リーダー「ほうれん草の2倍??」
荒川先生
「キウイフルーツやレモンに匹敵する
ビタミンCをもっているんですよね。
葉っぱのほうが!」
リーダー
「じゃあポパイの腕とか2倍になっちゃうじゃない!」
荒川先生
「オリーブも3人くらい助けられるんじゃないかと…」
森アナ「乗ってきた…!!」
リーダー「乗ってきましたね。先生!!」
荒川先生
「それと春の七草『すずな』ですよね。
1月7日くらいになるとお腹の負担が大きくて
消化の能力が下がってくるんですけど
その時に七草がゆを食べるんですよね。
そもそもカブは消化を助けてくれるということで
七草がゆを食べて1年間元気に過ごそう!
という意味。
カブのチカラが必要ってことになりますよね!」
リーダー
「七草がゆというのは
体の負担を回復しようと食べるもの。
その回復食に使われる食材なんだもん」
森アナ「だから健康野菜ですよね」
(C)HBC