2020ǯ0523土
脈々と続く血統…
近藤名誉教授
「この2階・3階は全部干し草。
それを牛にあげます」
近藤名誉教授
「天井に穴があいていますでしょう。
あそこから干し草を落とすんです」
リーダー「便利だなあ~」
リンタロウ「ここは牛がいたところか…」
森アナ「たくさん資料が展示されていますね」
リーダー
「でも昔は牛が何頭も並んでいた…。
この溝は糞尿が流れたところ?
下に流していたの?」
近藤名誉教授
「液肥(尿)は、ある程度ためて畑に戻す。
当時は敷きワラをたくさん入れて
それに吸わせていた…」
森アナ「搾乳は当時とは違うんですか?」
近藤名誉教授「手しぼり!全部手しぼり」
当時の建物の中に、様々な資料が展示され、
現在は博物館になっているモデルバーン。
その展示物の中に、こんなものが…。
近藤名誉教授
「コピーなんですけど
当時ホルスタイン種の牛籍簿。牛の戸籍です!
しかもアメリカで血統登録されたものを
輸入しているんですよね」
近藤名誉教授
「この三頭が一番最初の御三家です」
その御三家というのが、およそ130年前、
日本に初めてやってきた、
血統登録されたホルスタインなのです。
近藤名誉教授
「ここからずっと増やしていって
全部同じ血統で番号をふっているんです」
森アナ
「今でもその血統の牛がいるってこと?」
近藤名誉教授
「お父さんは血違いますけど
お母さんの血統はずっと一緒!」
あぐりっこ「えええええ~」
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御三家直系の子孫たちが、
今でもなお北大農場に生まれ育ち、
酪農の発展に貢献し続けています。
(C)HBC