2020ǯ0627土
各グループで大議論!さあどんな商品にする?
2019年8月22日
菅野倫子教諭
「みなさん。こんにちは。
グループが決定したので渡します」
~森アナ~
前回の授業で提出したアイディアシートを元に、
4人から5人のチームを結成。
より具体的に中身を決めていきます。
メニュー開発するお惣菜。そのテーマは、
道産食材「よくねたいも」と
「てんさい糖」を使うことです。
~リーダー~
「よくねたいも」とは、
秋に収穫したじゃがいもを、
「CA貯蔵」という特殊な技術で保管。
空気中の酸素や二酸化炭素、
窒素の量を調整することで、
鮮度や品質が保たれているんだよね!
さらに、うま味やあま味が増して、
僕も大好きな食材です!
そしてもう一つは、天然のオリゴ糖を含む、
お腹に嬉しいお砂糖「てんさい糖」。
生徒は、この2つの食材を使ったメニューを考えます。
さぁ教室に戻り、グループで話し合いがスタート!
『【色とりどり】を入れてキッシュにする…?』
『分かった!チーズポテトを上にしよう!』
~リーダー~
盛り上がっているところお邪魔します!
みんな今、どんなメニューを考えているの?
『あげの中に(給食でおなじみの)チーズポテトを入れて
新しいびっくりする感じの料理を
作ろうと思ってましたが
味がちょっと想像できないので…(うふふ笑)
今ちょっと違うものを考えています!』
さてこちらのグループは?
『“よくねたいも”のあま味を活かしたタルトを考えてます』
こちらのチームも議論がすすみます。
『いももち系?』
『カレーを入れるか…ピザの具材を入れるか…?』
『いももち…やめれば?』
『いやいやいやいや…』
『“いももち”じゃなくて、シャーッて潰して…』
~リーダー~
“いももち”をシャーーーって?
つまり、潰しちゃうってこと?
でも、こういう所から
アイディアって広がっていくんだよね!
まだまだ議論は続きます…
『“いももち”を薄っぺらく伸ばしてから
ソースを塗って…分かんないよ…分かんないけど…
ソース塗って、野菜のっけて巻くの!』
『ロールケーキみたいな?』
『そうそう!それ!!!』
~リーダー~
ロールケーキ風のいももち!気になるな?!
~森アナ~
そして、この商品開発は、
レシピの他に、商品のターゲットやキャッチフレーズなど、
考えなければいけないことが山積みです!
『キャッチフレーズに“ひとくち”って入れたい!』
『どうする?(キャッチフレーズを)
めっちゃ長くする?それともズバッと短くする?』
『なんかそういうのって
長々読む気にならないじゃん!
パッとみた時にさ、ワッてなるのがすごいと思う』
~森アナ~
生徒たちの真剣なやりとり。
その先にあるのは、
「商品化されたい!」という強い思いです。
というのも、実際に商品化されるのは、
予選、本戦を勝ち抜いた、たった1つのみです。
(C)HBC