2020ǯ0627土
商品開発から学ぶ意義とは?
~森アナ~
北星学園女子中学高等学校が商品開発を始めたのは、
2013年から。その狙いを教頭先生に伺いました。
小師文子教頭
「社会で活躍している多くの大人との出会いを
生徒に与えたいと思ったんです」
「家庭や学校でしか、
子供たちが出会う大人っていないと思うんですが
そうじゃない社会で活躍している大人と出会うことで
そこから生徒が得る成長は大きいと感じてます。
企業の方も教員とは違う視点で
生徒の良い所を見つけて褒めてくれたりする中で
子供たちの自信にもつながっていきますし
とにかく『出会い』ということを大きな狙いと考えました」
~森アナ~
これまでに、
『北海道キヨスクとパン』
『きのとやとケーキ』
『よつば乳業とパフェ』など、様々な企業と協力。
そして今回は、ホクレンと共に道産野菜を使った
メニューを開発します。
小師文子教頭
「生徒に期待していることとしては
色々な力を身につけて
未来に対して期待を持ってほしいという事なんです。
あっ自分もこんなことが出来るんだ!とか、
これってすごい楽しみだなとか、
大人になることに対して前向きにプラスのイメージを
膨らませてほしいなと期待してます」
~リーダー~
大人との出会いや交流を通じて、
社会で働くことの楽しさややりがいを体感する!
生徒の未来を見据えた教育ですね!
2019年9月5日
~森アナ~
去年の9月5日。
商品開発のパートナー「くるるの杜・農村レストラン」から
小田店長と菅野シェフがやってきました。
それぞれのチームがまとめた、
メニューのコンセプトシートをもとにアドバイスをします。
~森アナ~
まずは、いももちを薄く伸ばし丸めるという、
ユニークなメニュー「3種のいももちろーる」を考えた、
高橋さん、八代さん、寺澤さん、山西さんのチームへ!
~リーダー~
このチームは、「いももちをシャ~って潰す!」って
言ってたチームだよね!
菅野シェフ「いももちろーる」いかがですか?
菅野シェフ
「すごい面白いなって思ったんですよ。
多分ね…いももちを薄くすると割れてきちゃう…
それで思ったのが、巻くんじゃなくて
太巻きのように一気に巻く!
そうなってくるとあとはソースを固めにしたり…」
菅野シェフ
「できれば(ソースは)1種類でお願いしたいかな…」
生徒『あ~頑張って書いたのに…』
~リーダー~
そうだよね、頑張って書いたんだよね。
でも、メニューを考えるうえで、
シェフが一品にどのくらいの時間をかけられるのか?
調理する側の環境を考えなければいけないってこと、
勉強になりましたね!!
~森アナ~
さぁ続いては
色鮮やかな「野菜たっぷりのキッシュ」を考えた
堀部さん、中野さん、櫛部さん、朝倉さんのチームの元へ!
櫛部さん
「色を入れたくてパプリカにしたんですけど…味とか…?」
菅野シェフ
「パプリカじゃない方が…多分いいと思うんだ…。
パプリカだと青臭くなりすぎるかなって」
小田店長
「レッドビートを使って、
色を出すように手を加えられると思う」
~リーダー~
なるほど!
パプリカの変わりに「レッドビート」!
こうやって、生徒のアイディアに、
大人がちょっと知識を加えることで、
またそこから発想は広がっていくんだよね!
さぁみんな、いよいよ決戦が近づいてきています!
準備頑張って下さいね~
(C)HBC