2020ǯ0725土
栽培スケジュールをみていこう
森アナ
「どのようにニンニクが育つのか
スケジュールをみていきましょう」
宮川さん
「9月に畑にマルチを張って
機械で1粒ずつ種をまいていきます」
宮川さん
「10月上旬に発芽します」
宮川さん
「発芽後に冬の風対策のために防風ネットを立てます。
雪がきちんと布団になるように、
風をなるべく畑に通さないよう
遮断するために防風ネットを立てます」
リーダー
「この後は作業がないですね」
宮川さん
「そうですね。ニンニクには冬眠してもらいます」
リーダー「冬眠するとどんないいことがある?」
宮川さん
「ゆっくり根っこを張ってくれるので
春先のスタートダッシュが(いい)!」
リーダー
「北海道の雪を利点にして育っているんですね」
森アナ「そして春を迎えるんですね」
リーダー「徐けつ?」
宮川さん
「徐(じょ)けつという作業なんですが…
1つの種から、たま~に2本の芽が出る時がある。
それを草丈30センチくらいになると
パカンと2つに分かれるので
1つに選定していきます。
それを徐(じょ)けつ作業といいます」
森アナ
「この広さの中を歩いてみて
徐けつをするんですよね?」
宮川さん
「そうです!手作業です。
その徐けつ作業を減らすために
種の段階で1つにしていく作業が大事なんです」
リーダー「そっか!」
宮川さん
「こぶつきの種を気付かずに植えると
芽が2本出ちゃいますので…」
リーダー
「さっきの森さんの作業が有効になるんだ!」
森アナ「役に立ちましたあ」
森アナ「その後、6月から芽を切る作業」
宮川さん
「スーパーで売っている
【ニンニクの芽】というものが
ニンニクから出てきます。
それを切って、芽に養分を行かせないで
下の実に養分がいくようにします」
森アナ「これも手作業ですか?」
宮川さん
「一人1つはさみをもって
1個ずつチェックして歩きます」
種まきと収穫以外は、ほぼ手作業。
前の年の秋から
翌年夏までの長い栽培期間を経て、
ようやく収穫を迎えます。
森アナ「収穫の目安ってあるんですか?」
宮川さん
「下の葉っぱから枯れてくる…
見た目の目安」
宮川さん
「そして抜いてみた時に、
底面が平らかどうか?」
宮川さん「最後が糖度を計ります」
森アナ「糖度???」
宮川さん
「畑に植えた時に凍らないように
高糖度なんです!」
(C)HBC