2020ǯ0801土
地域の特性を生かしたブランド!
竹中さん
「この品種は“みおぎ”といいます。
柔らかくて苦みが少ない。
果実の色もいい緑になる!
生産者にとっては収量も多い!」
竹中さん
「ピーマンらしい形になるっていうか
規格外が出にくい!」
リーダー
「ロスが無いし、収量が安定する!」
森アナ
「新冠町で“みおぎ”を作ろうって決めてる?」
竹中さん
「そうですね。品種の統一ということで!」
リーダー
「“みおぎ”という品種があれば
どこでも美味しいのが作れるか?と言ったら
そういうことでもないんじゃないですか?」
竹中さん
「日高地方の特徴として馬がいたり牛がいたり
良質な堆肥が近くで手に入るということで
秋に収穫が終わったら、堆肥を散布して
次の年に備えているというのが大きいかと…」
リーダー
「馬糞ってすごくいいんですって!
馬ってずっと駆け回っていて
なんかわかんないですけど
ウンコも調子いい訳ですよ!運動してるから。
それを畑にいただいてる。
土の栄養にしてるってことですよね」
地域の特色を活かした農産物ということもあり、
新冠産のピーマンは今年の6月、
「にいかっぷピーマン」として、
地域団体商標に登録されています。
そんな国のお墨付きのピーマンは、
どのように栽培されているのでしょう。
ピーマンをよく観察してみると…
森アナ
「なんで吊らされているんですか?」
竹中さん
「ピーマンは糸がないと倒れてしまうんです。
ツルで絡んでるわけではないので…
これが命なんです」
竹中さん「糸に茎を巻いている」
リーダー
「縛っているんじゃない。
ぐるぐるスパイラルのように巻いてる」
竹中さん
「これ1株から4本の茎を出してるんです」
リーダー
「下に注目すると面白いんですよ。
株元は1つなんですけど…どうです?」
森アナ
「まず2つに分かれて、それがまた2つに分かれてる」
リーダー
「それを糸で引っ張りあげてあげる。
すると倒れないわけですよね。
これが無かったら地を這うようなものですか?」
竹中さん
「そうです。これ4本仕立てという栽培方法です。
最初からなっているんじゃなくて、
4本に作っていくんです」
(C)HBC