2020ǯ0808土
知名度も作付面積もUP!
ルルロッソとはどんな小麦なのか?
7年前にも取材でお世話になった、
生産者の林寛治さんに教えて頂きます。
リーダー
「(7年前は)景色が違いましたね。
真冬も真冬ですもんね…」
林さん「よく来ましたね」
森アナ「7年経ってようやく会えました」
リーダー「これも昨年秋にまいたものですか?」
林さん「そうです」
リーダー「こんなに立派に育つんだ~収穫は?」
林さん「今日やります!!」
リーダー「うわ~すごいすごい」
リーダー
「ルルロッソの特徴的な赤色が小麦の穂に出てますね。
森さんルルロッソの名前の意味わかる??」
森アナ
「分かんないです…
ルルロッソって留萌のブランド小麦って
聞いたことがあったので
留萌と関係があって『ル』なのかな?」
リーダー「どこから名前の由来来てますか?」
林さん
「留萌地方をアイヌ語でルルモッペと言うんです。
その頭の『ルル』の部分をとりました。
あと特徴的な赤!
留萌は夕日がキレイな街なので、
夕日も赤なのでイタリア語の赤『ロッソ』を合わせ
ルルロッソにしました」
森アナ
「へえ~それだけ留萌エリアを象徴するような
小麦になってくれという思いも
込められているんですかね?」
林さん「そうですね」
リーダー
「7年前に来たときよりも、
各地でルルロッソって名前を聞くようになりました。
実際、留萌管内を代表する小麦になったといっても
いいんじゃないですか?」
林さん「私はそう思ってます!」
リーダー
「ねえ!7年前より規模や生産戸数は変わりましたか?」
林さん
「(戸数も)若干増えて、
作付面積も増えています!」
リーダー「すごいすごい」
ルルロッソは、留萌地方だけで生産している希少な小麦。
栽培が始まってから11年。
今では、ルルロッソのパスタが、
札幌や首都圏のイタリアンレストランでも使われるなど、
認知度が大いに高まっています。
森アナ
「ルルロッソの特徴を見ていきましょう」
リーダー
「一般的な小麦と比べても色が全然違う!」
森アナ「そのほかにも穂が大きい」
林さん
「こちらは『きたほなみ』なんですが
比べると粒は大きいです」
リーダー「収量や育てやすさは?」
林さん
「収量は若干少なくて…病気に弱いので…
ですから作りづらいといえば作りづらい」
林さん
「秋にまいて春に芽を出すんですけど
ここで越冬できない株ってけっこうあるんです。
きたほなみでもあるんですけど、
ルルロッソの方が率が高い…」
リーダー
「そうか…なんか(見た目が)赤いし…
見かけによらず体が弱いなんて…
すごく愛着わくなあ~」
森アナ
「なんか誰かと似てますねえ~
粒が大きいところとか…(笑)」
(C)HBC