2021ǯ0109土
♯599 新春対談企画②食料自給率について!
森アナ「では食べましょう」
リーダー
「それでは北海道の恵みに感謝をこめまして
せ~のっ…」
※掛け声の前にすでに食べだしてしまった佐藤会長
森アナ「食べちゃってる(笑)」
リーダー
「ちょっと!こっちのルール、
守ってもらっていいっすか?
もう食ってんすよ」
佐藤会長「すみません…」
中瀬会長「うまいわ、やっぱり!」
小野寺会長「うん美味しい!」
篠原会長「うんうまいね」
リーダー
「ではいただきます!
うわオイシイ~
あんこも餅も甘くておいしいねえ」
森アナ「美味しい!もっちもちですね」
中瀬会長「私の愛情たっぷりですので!!」
森アナ「あんこもしっとりとした甘さ」
篠原会長
「ポリフェノールが100倍くらい入っているかも…」
リーダー
「ちょっと辞めて下さいよ。
誇大広告はやめてください!」
小野寺会長
「今年の大福餅。大きな福がある!!」
リーダー「福がありますね!あははは」
さて改めて…
本日はJAグループ北海道主要組織の
会長の皆さまにお越しいただき
お話をうかがっていきたいと思います!
森アナ
「まずJAグループ北海道には
このような組織があります」
リーダー
「色々と分かれているんですよね」
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*訂正とお詫び*
放送の中で、JAグループ北海道の組織図を紹介しましたが、
正しくは、図のような組織図となります。
訂正してお詫びいたします。
小野寺会長
「JA北海道中央会は
北海道JAグループの生産者のまとめ役として
生産者の声を聴く部署です」
佐藤会長
「JA北海道信連は信用事業をやっており
組合員の大切なお金をお預かりしたり
必要なお金を供給したり、
地域の皆さんの金庫、金融機関としてやっている組織です」
篠原会長
「生産者の皆さんがつくった農産物などを販売していく、
それを作るために資材などを提供していく購買、
そして営農に関わる営農指導の3つを中心にした中で
事業を展開しております」
中瀬会長
「JA北海道厚生連は医療関係・病院経営、
JA共済連北海道は人・家・車、
組合員と地域のみなさんの保障をする組織です」
森アナ
「ひとえにJAグループ北海道と言っても
生産者のみんさんを色んな面で
サポートしているということですね」
リーダー
「消費者のみんなもありがたいと思います」
森アナ
「今日は主要組織の会長のみなさんと一緒に
北海道農業の今、そしてミライについて
語っていこうと思います」
森アナ
「まずは1つ目のテーマは『食料自給率』です。
まずはこちらのVTRをご覧ください」
森アナ
「街ゆく人に聞きました。
日本の食料自給率、何%か知っていますか?」
街頭インタビュー
「すごい低そう…」
「低いと思うけど何%かは知りません」
「分かんないです…」「半分もいってない?」
「40%くらい…?あとは輸入なのかなって…」
森アナ
「日本の食料自給率はカロリーベースで38%です」
街頭インタビュー
「38%!!低いですねえ…」
「何かあったときに心配ですね…
外国との取引がなくなったら大変ですね…」
VTRをご覧になって…
佐藤会長
「(日本は)先進国の中では最低ですし
人間の体を動かすエネルギーの約6割は
海外に頼っているという事ですから、
海外から何かの事情で食料が入らなくなったら
8時間働いている人が
2~3時間しか動けなくなる…と考えてもらうと
分かりやすいのかなと思いますが
そういう状況に日本の食料事情はなっている…。
特に食料を大量に輸出している
アメリカ・オーストラリア・ヨーロッパなど
(コロナ禍の影響で)
自国の国民の命を守るのが優先ですので
食料を輸出できない場合も少し起こりつつあった…」
森アナ
「日本の食料自給率を諸外国の自給率と比べて
このようになっています」
リーダー
「これはかなりビックリするグラフですよね…
佐藤会長がおっしゃっていた
先進国の中でもかなり低いんだというお話ありました」
小野寺会長
「外国に我々が頼る…という話が佐藤会長からありましたが
一番心配するのは食料ですよね」
小野寺会長
「そういった部分で自国で食料自給率を
高めていくことをしっかり守っていかねばならないと思います」
森アナ
「日本の食料自給率を上げることが
重要なのは分かりましたが
もう1つVTRを御覧ください」
森アナ
「街ゆく人に聞きました。
北海道の食料自給率、何%か知っていますか?」
街頭インタビュー
「全然分かんないです…」
「北海道はいいと思うんですけど。
90…80%代くらいかな」
「60%くらいかな?」
森アナ
「北海道の食料自給率はカロリーベースで196%です」
街頭インタビュー
「えースゴイ!知らなかった!」
「ほうすごい!」
「えっ!196??スゴーイ」
「そんなにあるの?うんうん良かった!
地産地消ってことで浸透してきてますよね。
北海道のお米がすごくおいしくなってきてるから自慢できるの!」
森アナ
「日本の食料自給率を見て、
その後にこの数字を見ると
北海道農業の役割はすごく大きいんだと思った」
篠原会長
「北海道の農産物は海を渡って
沖縄県まで行っているんです。
そういう中で我々の課題は
海を越える流通コストをしっかりと抑えて
国産国消に向けた消費者へのアピールが
ホクレンの課題だと思っています」
リーダー
「中瀬会長!
もち米なんてみんなで食べてもらうと
国内自給率アップにつながるんじゃないでしょうか?」
中瀬会長
「間違いなくそうなると思います!」
中瀬会長
「やはり餅の美味しさ・食べ方を
もっと普及させるべきかなと思っています。
そして本当に美味しいものを食べて
次の子ども達に親が伝えられるような
食文化をもう一度大事にするべきかなと思っています」
リーダー
「本当にそうですよね。
僕スーパーが好きでよく行くんですけど
例えばカボチャにしましょうか。
諸外国のカボチャと国産のカボチャが並んでるんです。
やっぱり値段を比べると(国産は)倍以上、
1/3の値段で海外のカボチャは買えたりしますが
(国産品は)かけている手間と
安全に作るというための努力は惜しまない!
だから私は北海道産の国産の農産物が大好き!
やっぱり安心だし安全に家族に食べさせられる野菜だと思う!」
(C)HBC