2009ǯ1226土
名寄が日本一!雪で貯蔵
ジャーン! もんすけです。
2700ヘクタール!
日本一のもち米の
作付面積を誇る、名寄市!
ところで、どうして名寄市で
もち米の栽培が
盛んになったのでしょうか?
JA道北なよろ 種田さん
「名寄市のもち米の作付は
本格的には
」
種田さん
「この地帯はうるち米の栽培が
主であったんですが
気象条件などの厳しさの中で
比較的低温に強い
もち米の栽培が
検討されたのです。」
種田さん
「11名の生産者によって
昭和45年に
もち米生産組合が
設立されました。
良質なもちの生産に向けて
栽培面積の拡大に向けて
努力を続けてまいりました。」
藤尾
「収穫したあと、
もち米はすぐに
出荷されるんでしょうか?」
及川さん
「すぐに出荷される
モノもありますが、
来年の出荷まで
長期保蔵される
お米もあるんです。
今は寒いので
保存状態はイイですが、
来年の5月以降になって
温かくなると、
お米の保存には厳しく
なってくるんです…
でもJA道北なよろには
雪わらべ雪中蔵”という
雪を利用した
貯蔵施設があるんですよ!」
温度管理が大切なもち米!
もち米を夏場の
暑さから守るための施設
「雪わらべ雪中蔵」とは
いったいどのような
仕組みなのでしょうか?
JA道北なよろ 寺田さん
「JA道北なよろの”ゆきわらべ雪中蔵”は
雪の冷熱エネルギーを利用した
低温貯蔵施設です。」
JA道北なよろ 寺田さん
「3月に約1300トンの雪を
雪むろに貯蔵し
雪による冷たい空気を
貯蔵室へ送ります。
その空気を循環することで
湿度を一定に保ちながら
低温でもち米を
貯蔵しています。」
JA道北なよろ 寺田さん
「低温での保管と
雪を利用するコトにより
適度な湿度がえられることで
品質・食味の劣化を
抑えることが出来る
貯蔵施設になっています。」
(C)HBC