あぐり王国 放送内容

2010ǯ0116土
チーズの作られ方&栄養学


よつ葉乳業で
チーズの開発を行っている
貝塚さんに工場でのチーズ生産について
教えてもらいました。


貝塚さん
「ではカマンベールチーズの
 製造工程を例に
 お勉強しましょう。
 日本の法律の
 基準に合ったモノ、
 そしてよつ葉の基準に
 合ったモノだけが
 検査に通って
 チーズの原料になります。」




このあと生乳は
製品の品質を
均一に保つ“標準化”と
呼ばれる工程で
成分調整などが行われたあと
殺菌を経て
固める工程へと進みます。



貝塚さん
「生乳に
 スターターという乳酸菌。
 次にレンネットという酵素を
 入れることによって
 生乳はカードという
 固体になります。」



その後、水分を抜き取り、
風味づけに食塩をつけ、
表面にカマンベール特有の
カビをつけて熟成。

最終検査を経て
出荷されるのです。



体に良いイメージのチーズ!
ところでチーズには
どのような働きがあるのでしょうか?




天使大学 荒川先生
「チーズは
 牛乳の良い成分が
  凝縮された食材です。」



天使大学 荒川先生
「チーズは
 タンパク質の栄養価が高くて
 カルシウムもタップリです。
 チーズには細菌やカビなどを
 植えつけて分解が進ませるので
 消化吸収されやすくなります。
 そのため高齢者や
 子どもにより良い乳製品と
 いえると思います。」



チーズは、おいしいうえに
機能性もバッチリなんだね!



(C)HBC