2010ǯ0130土
最終チェックにはやっぱり人手が重要
大塚さん
「いまココには
だいたい400トンぐらいの
小豆が貯蔵されています。」
松坂
「氷温で貯蔵することで
小豆の品質は
どうなるんですか?」
大塚さん
「たとえば1年後に
お店・お菓子屋さんに
お届けするんですが
小豆からあんこを作るときの
ロスが少なく
とれたままの美味しさを
産地からお届けできています。
最長2年くらい同じ品質を
保つことができます。」
大塚さん
「去年は長雨の影響で
例年の半分くらいしか
小豆がとれませんでした。」
森崎
「そうなると余計に
こうした安定供給のための施設が
重要になりますよね。」
大塚さん
「はい。このような施設を
もっと増やしていきたいですね。」
次に訪れたのは
JA十勝池田町の豆選別工場!
こちらで行われていることとは!?
大塚さん
「収穫は10月に
終わっていますけど、
6月ぐらいまで
出荷のための
加工・調整作業が
続いているんですよ。」
ふるいを使い、
5種類に大きさを分類。
その後、金属探知器や
エックス線を使い異物や
規格外の小豆を
除去します。
そして最終作業は???
森崎
「うわぁ~~
豆を見てますね~」
大塚さん
「割れたり
傷があったりする小豆を
取り除く作業です。
ふつうは
目が回ってしまう
作業なんですよ。」
あぐりっこ
「速い!
むずかしい!!」
高品質な小豆を出荷する
JA十勝池田町。
こちらでは、
これまでの小豆より
さらに栄養面での
付加価値を高めた
小豆生産を
行っているんです!
JA十勝池田町
小枝さん
「ポリフェノールとは
植物の葉や花・クキなど
植物の体内で出来る物質です。」
JA十勝池田町
小枝さん
「活性酸素を除去する働きが
あるといわれており
小豆は含有量がとても高く
赤ワインの2倍近くも
含まれています。」
JA十勝池田町
小枝さん
「JA十勝池田町では
近赤外線分析器を使用して
ポリフェノール含有率を調べ
高い結果の出た小豆を抽出。
それを使って特別栽培小豆を生産し
一般的な小豆との
差別化を目指す
取り組みを行っています。」
(C)HBC