あぐり王国 放送内容

2010ǯ0313土
徹底チェックで美味しさを届ける!


訪れたのは人口およそ8500人、
酪農が盛んな標茶町。
本州でも大人気、北海道の牛乳は
どのように届けられているのか!?
教えていただくのは酪農家の大和田さん。
まずは搾乳を見学です。



松坂
「牛さんがいっぱい!」

森崎
「とてもきれいだね。
 一回に何頭 搾乳できるんですか?」

大和田 義信さん
「全部で32頭です。
 1頭1頭を触って
 今日の生乳は大丈夫なのかを確認。
 そして消毒してしぼり始めます」





松坂
「搾乳がはじまりましたね」

森崎
「吸盤のようなものが
 4つある乳首にセット!
 自動的にしぼられているんですね」





大和田さんの牧場では、
牛1頭から絞られる生乳の量は
1日で28kgほど。
早朝と夕方の1日2回搾乳を行い、
生乳はすべてタンクに
集められます。

大和田さん
「タンクの中には
 370頭分、1万2千リットルの
 生乳が入ってますよ」





朝7時15分、
生乳を運び出す専用の
トラックがやってきました!



森崎
「大きな長いホースが
 タンクのバルブにセットされました!」

こうしてタンクから
トラックに生乳が移し変えられます。

ところが運転手さん、
生乳をコップに一杯、
取り出しました!
一体何をするのでしょうか?!





大和田さん
「私たちもいつもきれいに
 検査をしながら搾乳を
 しているんですけど、
 運転手さんたちも
 本当に安心かどうかを
 ここでさらに確認をするんです。
 何回も何回も検査するんですよ」



森崎
「これ毎日やるんですか?」

大和田さん
「もちろん毎日です」

森崎
「ダメだったことは無いのに
 毎日やるんですね?」

大和田さん
「ハイ、毎日ですよ」





森崎
「僕はてっきり
 運転手さんが疲れたから
 1杯飲むのかな?と思いました」



酪農家が絞った生乳が衛生的で
適切な温度に保たれているかを
その場で確認。
その後、さらに厳重な検査を行う
生乳輸送の中継基地
「ホクレン釧路クーラーステーション」へ
運ばれます。
このような作業が1年365日、
毎日休まずに
行われているのです。


(C)HBC