あぐり王国 放送内容

2010ǯ0417土
クリーンな農業は土づくりから!


佐々木
「お世話になります
 津別町で農業を営む
 高橋さんでーす」

森崎
「何か持ってらっしゃる!
 (私に頂ける?)
 ありがとうございます」

河野
「いきなりもらえるワケないでしょ!!」





佐々木
「こちらは高橋さんが受賞しました
 農林水産大臣賞 農家の部のカップです」

日本を代表する“麦と土作り”の達人、
高橋和男さん。
高橋さんが取り組む、
麦の生産技術の向上や
経営改善の創意工夫などの
功績が認められ、
平成21年に大変名誉ある
“農林水産大臣賞”を受賞されたのです!





高橋さん
「後ろの畑が
 去年の秋にまいた
 秋まき小麦ですよ」

森崎
「冬を越えて
 もう芽を出して
  いるんですね」





森崎
「麦づくりの達人であり
 土もつくっているってコトですか?」

高橋さん
「麦の生育しやすい環境を
 つくるために、
 たい肥などを入れて
 土づくりにもつとめているんです」





高橋さん
「ココは240アールあるんですが
 10アールあたりに3トン位の
 たい肥を入れてます。
 (1アール=100㎡)」

河野
「じゃあ全部で
 72トンもたい肥を入れるって
 コトですか?」

 





高橋さんの土作りのこだわり、
それは栄養豊富な堆肥。
近隣の酪農家から
家畜ふん堆肥を受け入れ、
畑にまいています。
こうすることで水はけがよく、
ふかふかな肥沃な土となり
作物が育ちやすい環境になるのです。



森崎
「化学肥料を使うと
 土ってやせていく
 モノなんですよね?」

高橋さん
「化学肥料を減らす
 目的もありますよね。
 自然に近い形に畑を作れば
 安心で安全な作物が
 食べられますよね」





じゃーん、もんすけです!
津別町が目指すのは、
クリーンな農業!
そのひとつがこちら、
JAつべつが管理する
“堆肥製造施設”。



ここでは
家畜の糞尿や生ごみ、
そして木材工場から
廃棄された樹皮などを
有効利用してリサイクル!
このリサイクルした堆肥を
町内の農家へ供給するなど、
まち一丸となって
地域循環型の農業に
取り組んでいるんです。



佐々木
「次のキーワードは
 オーガニックです」

森崎
「オーガニックって意味わかる?
 自然のモノ、有機のモノで
 作物を育てる…
 ってこと…なんです…」

河野
「あやふやなんですか!」

※オーガニックとは-
「有機」「有機栽培」という意味。
化学肥料や農薬を使用しない野菜や
添加物を含まない食品などを指す。




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