あぐり王国 放送内容

2010ǯ0508土
生産者に欠かせない戦力とは?


河野
「みんなリーダーは?
 サボってるんじゃないの
 あの人!アレ
 なんか大きい音、
 聞こえてきたよ」

あぐりっこ
「あーずるーい」





森崎
ハッハッハッハア!

 やあ、みんなあ

佐々木
「ダブル博之さん?」





森崎
「ハッハッハッハア!
 この機械は、
 玉ネギを移植する機械!
 名付けて、玉ネギ移植機だ!」

河野
「まんまでしょ!」





圧倒的なスピードで
どんどん苗を植えていく
「玉ネギ移植機」。
手作業だと10日以上かかる作業も
この移植機だと、たったの14時間。
現在では玉ネギ農家には
絶対欠かせない戦力なんです。



早速あぐりっこ隊も
特別に乗車!
ゆっくりと
動かしてもらいました。

ところで松本さんが
ハンドルから手を離して
苗を補充しているのに
トラクターはまっすぐ
進んでいきます。
これってどうしてでしょう?





森崎
「ここを見てください。
 トラクターの前についた
 一輪の車輪が、
 この溝に沿って走っているから
 曲がらずに進むんですって。
 だから松本さんは手を離して
 苗をドンドン後に入れる事が
 できているんです。
 すごいシステム」



こうして
毎年4月中旬に苗植えを行い、
およそ四ヵ月をかけて成長!
夏、8月初旬ごろには
立派に実った玉ネギが
収穫されるのです。

※畑の大部分は移植機により
 苗を植えますが、細かい部分は
 からすぐちを使い手作業で移植!



じゃーん、もんすけです!
収穫された美幌の玉ネギは
どうやって僕達の食卓に
届くのでしょうか?

JAびほろ
奥山 正喜さん
「収穫された玉ネギは
 4つJAで組織する連合会、
 美幌広域連の玉ネギ施設へ
 秋のうちに運ばれます。

 運び込まれた玉ネギは
 貯蔵庫に入れられ、
 8月から翌年4月まで
 計画的に選果されます。

 選果場では、
 1日に240tもの玉ネギを
 選別しています。
 カメラ付選別機で
 大きさや形を判別させ、
 規格ごとに箱詰めし、
 大型トラックなどで
 全国各地へ出荷しています」





なんとこの施設からは
年間44200tもの玉ネギが
全国に発送されているんだって。




玉ネギ産地の美幌町。
春の作業といえば、
玉ネギの他にも、
小麦に肥料をあげる忙しい時期。
このトラクターにはハイテクな
機械が付いていて、
必要なデータを入力すると
畑の状態に合わせて
肥料の量を自動調節
してくれるんだって!
この機械を使うことによって
均一に肥料を撒けるので
小麦の生長にムラが少なくなって、
品質が向上!しかも
この取り組みが評価されて
美幌町の
報徳麦作(ほうとくばくさく)組合は、
平成21年度の農林水産大臣賞を
受賞したんだって。すごいね。


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