佐々木
「続いては札幌市のお隣、
恵庭市にある《はまだファーム》に
やって来ました」
こちらを切り盛りするのは
農業歴14年の濱田さん。
森崎
「農業やってみたい!という
力強い想いがあったんですよね」
佐々木
「実はですね、
あるモノを仕入れたんです。
こちらの写真をご覧下さい」
河野
「えー濱田さん??」
あぐりっこ
「ヤンキー!」
濱田さん
「二十歳そこそこの時ですね。
人生、棒に振ってた時期ですね(笑)」
河野
「あの~畑にビニールが
あるんですが…」
濱田さん
「《不織布(ふしょくふ)》という
プラスチックでできた布です。
カンタンに言うと畑にかける布団!
これをかけると
畑の温度が昼間で10℃ぐらい、
夜でも2~3℃くらい上がり、
作物も早く育つんですよ」
早速みんなで不織布張りをお手伝い!
河野
「ココからドコまでですか?」
濱田さん
「畑の端っこまでです!
120mぐらいなんですけど」
森崎
「遠い~~!」
ニンジンの種を蒔いた畑に
幅6メートルの不織布を
張っていくこと30分-。
風にあおられ
悪戦苦闘しながらも
なんとか作業完了!
森崎
「さあ、みんな見てみようぜ!
120メートル
こうだあ~~!」
河野
「すごい!」
濱田さん
「自分はまだ農業者として、
種を蒔いて芽が出たばっかりの
時期だと思ってます。
作物の成長とともに自分も育って、
大きい花でも
咲かせればイイかなっと!
育ったしょ?」
森崎
「育ったよ!」
森崎
「濱田~!」
河野
「リーダーはなんなんですか!
今日会ったばっかりでしょ!」
佐々木佑花の週刊あぐりNEWS!
こんにちは!
さて皆さんは“クラスター”
という言葉をご存知ですか?
「ブドウの房」や「群れや集団」を
表す英単語なのですが、
みんなで連携して
「食で北海道を元気にしよう!」と
“食クラスター活動”が
本格展開することになりました。
5月19日に
“食クラスター連携協議体発足式”が
行われました。
発起人である道、道経連、
道経産局、JA北海道中央会が
企業や団体に協議体への加盟を
呼びかけました。
「みんなで食べよっ♪北海道」
キャンペーンを展開中のHBCも、
もちろん正式加盟しました。
これまで北海道の農水産物は
鮮度の良さが一番の売りとして、
付加価値アップの取り組みは
十分ではありませんでした。
“協議体”では
高付加価値商品を生み出し、
国内外へ販路を拡大!
ALL北海道で“食の総合産業化”を
推し進めていくことを
最大の目的にしています。
私たち「あぐり王国」も
“食クラスター”推進に
貢献できるよう頑張っていきたいと思います!