あぐり王国 放送内容

2010ǯ0710土
スピードが命!鮮度を保つ冷たい秘密!


収穫のお手本を見せてもらいましょう。

大塚さん
「普通の包丁を使いますよ。
 まずは茎を切ります。
 そして余分な枝を切り落として、
 最後に残した枝の頭を
 切りそろえます。」





佐々木
「すばやい!」

大塚さん
「このぐらい早くやらないと時間かかってね…」

森崎
「間に合わないんだ!」

河野
「スゴイ技でしょ!」





河野
「師匠は切り落としながら
 次に収穫するモノを
 すでに見つけているんです」

大塚さん
「枝を払いながら次のを(チラッ)」

森崎
「チラッと!見たよ!次見たよ」

河野
「これぐらい収穫を早くしなければ
 いけないんですね」





大塚さんがブロッコリーを
収穫するのにかかる時間は、
一つたったの6秒!  
まさに達人!!



スピーディーな収穫の理由、
それは日光を当てたくないからなんです。
日光が当てると
ブロッコリーは光合成をし
「成長しよう!」と熱を発してしまうのです。
つまり鮮度を保つためには、
日光があまり長い時間当たっていない
早朝から収穫することが重要だったのです。




大塚さん
「多いときは家族3~4人で
 3600から4000個を収穫しますよ」

じゃ~ん! もんすけです!
音更町木野地区は
ブロッコリーの一大産地!
年間の収穫量はなんと1400トン。
全道でもトップクラスなんだって!
鮮度が命のブロッコリーは
どうやって出荷されているのかな?





JA木野
清水 善教さん
「JA木野では昭和50年代ごろから
 涼しい気候を活かした
 ブロッコリー栽培を進めてきました。
 
 JA木野のブロッコリー選果場では
 JAおとふけ・JA士幌町・JA木野の
 3JAでおいしさを保つための
 ルールをつくり出荷しています。



 朝とれたブロッコリーは
 コチラの予冷庫で冷やします。
 夏場のブロッコリーは
 特に痛みやいので鮮度を保つため
 一度冷やすんです。
 
 その後、選果場に運び
 クキの長さをそろえたり
 余分な葉を落とし
 形を整えたりしながら
 発泡スチロールに詰めます。




 ブロッコリーは鮮度劣化を少しでも
 少なくするために
 フレーク状の氷を詰め、
 温度を下げた状態で輸送します。
 こうすることで
 美味しい状態が保たれるのです」



こうして氷詰めされた
ブロッコリーは主に本州に出荷!
地元のスーパー「ハピオ木野」でも
販売されていて、
とっても人気なんだって!

■ハピオ木野
 住所:音更町木野大通西7丁目1
 電話:0155-31-2141




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