あぐり王国 放送内容

2010ǯ08��07����土��
良質な大根を出荷する3つの秘密とは…


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森崎
「こちらの大根にはルールがあるって
 聞いたんですけど…」

吉本さん
「10月の中旬ぐらいまで安定的に
 毎日決まった量を市場に出荷しないといけないので
 冬の間に“○月○日にアナタは出荷して下さい”と
 日にちを決めて、ソレに合わせて農家の人が
 逆算して種をまいていくんです」





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「羊蹄山麓エリア」で採れる大根は、
出荷量・品質ともにトップレベル!
良質な大根を数多く出荷する秘密、
それはこれら三つの取り決め!
「栽培スケジュールを立てる」
「エコファーマー」「4年以上の輪作」。  
生産者全員がこれらを守り栽培しているのです!

吉本さん
「雨が降ろうが暑かろうが
 決められた日には必ず出荷するんです」





��吉本さん
「それだけではありません。
 136名の組合員がいるんですけども
 全員が“エコファーマー”の
 認定を受けています」



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もんすけです!
厳しい取り決めを守って大根を
作っているJAようていの生産者さん!
皆さんが認証を受けた
「エコファーマー」って…なに!?

後志農業改良普及センター
小形 智子さん
「“エコファーマー”とは
 健康な土づくりをして
 化学肥料や化学農薬をできるだけ減らした
 栽培をしている農業者のことです。
 環境にやさしい農業の取り組み、
 安心・安全な農産物をつくってます。
 JAようてい大根生産組合では
 平成18年から136名全員が北海道知事から
 認定を受けまして“エコファーマー栽培”に
 取り組んでいます」





��吉本さん
「まだあります。4年以上の輪作を絶対条件!
 毎年同じ作物を植えると
 同じ養分を吸ったり、その作物の好きな虫が
 畑に増えすぎたりするので、
 いろんな作物を組み合わせて
 かたよらないように栽培するんです」



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輪作とは同じ畑で同じ作物を
作り続けないように、
複数の種類の作物を毎年畑を
かえながら作る方法!
そうすることで土が健康に保たれ、
良質な作物ができるのです。

※1年目に畑①で大根を栽培したら、
 2年目は畑②、3年目は畑③、4年目は畑④と
 畑をかえて栽培し、同じものを連続して
 育てないことです。





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こだわりの大根には出荷する直前にも
「厳しいチェック」が!
そこでやってきたのは、
村の大根を全国に出荷する「大根洗浄選別施設」。

森崎
「村の大根すべて集まるんですか?」

JAようてい 
冨田 貴之さん
「平均しますと18万本の大根が…」

一同
「ええー18万本??」





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河野
「しかもチェックが厳しいと聞いたのですが」

冨田さん
「まずコチラに入ってきた大根から
 5本選んで取り出して中身の検査をします」





��一生懸命作った大根でも、
この検査を通らないと出荷できません!
その検査方法とは、
トラックで運ばれてきた大根の中から5本選び、
縦と横に切って中身を検査します。
その5本中、一本でも変色や空洞がある
大根が見つかってしまうと、
もう一度5本選び同じ様に中をチェック!
計10本のうち、
3本以上良くない大根が出てしまうと…



��冨田さん
「すべて規格外品と
 いうカタチになってしまします!」

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