森崎
「こちらの大根にはルールがあるって
聞いたんですけど…」
吉本さん
「10月の中旬ぐらいまで安定的に
毎日決まった量を市場に出荷しないといけないので
冬の間に“○月○日にアナタは出荷して下さい”と
日にちを決めて、ソレに合わせて農家の人が
逆算して種をまいていくんです」
「羊蹄山麓エリア」で採れる大根は、
出荷量・品質ともにトップレベル!
良質な大根を数多く出荷する秘密、
それはこれら三つの取り決め!
「栽培スケジュールを立てる」
「エコファーマー」「4年以上の輪作」。
生産者全員がこれらを守り栽培しているのです!
吉本さん
「雨が降ろうが暑かろうが
決められた日には必ず出荷するんです」
もんすけです!
厳しい取り決めを守って大根を
作っているJAようていの生産者さん!
皆さんが認証を受けた
「エコファーマー」って…なに!?
後志農業改良普及センター
小形 智子さん
「“エコファーマー”とは
健康な土づくりをして
化学肥料や化学農薬をできるだけ減らした
栽培をしている農業者のことです。
環境にやさしい農業の取り組み、
安心・安全な農産物をつくってます。
JAようてい大根生産組合では
平成18年から136名全員が北海道知事から
認定を受けまして“エコファーマー栽培”に
取り組んでいます」
輪作とは同じ畑で同じ作物を
作り続けないように、
複数の種類の作物を毎年畑を
かえながら作る方法!
そうすることで土が健康に保たれ、
良質な作物ができるのです。
※1年目に畑①で大根を栽培したら、
2年目は畑②、3年目は畑③、4年目は畑④と
畑をかえて栽培し、同じものを連続して
育てないことです。
こだわりの大根には出荷する直前にも
「厳しいチェック」が!
そこでやってきたのは、
村の大根を全国に出荷する「大根洗浄選別施設」。
森崎
「村の大根すべて集まるんですか?」
JAようてい
冨田 貴之さん
「平均しますと18万本の大根が…」
一同
「ええー18万本??」
河野
「しかもチェックが厳しいと聞いたのですが」
冨田さん
「まずコチラに入ってきた大根から
5本選んで取り出して中身の検査をします」