通常の農作物と種用ではどう栽培が違うのか?
一行は種子用の馬鈴薯を育てている
開口(かいぐち)さんの畑にやって来ましたが-
森崎
「靴の上にビニールカバーをしましたけども
何ですか?コレは?」
開口さん
「種事業が盛んな地域なので、
いたるトコロにこういう看板を
立てさせてもらっています。
病原菌は私達にとって
致命的なモノになるので…」
藤尾
「ここの畑に菌が入ってしまうと
全国の農産物が
全部病気になってしまう?」
開口さん
「そういう可能性がありますね」
森崎
「それに道路から畑がチョットだけ遠いんですよ」
開口さん
「水たまりとかの水はねが直接
農作物にかからないようにするためです。
額縁(がくぶち)栽培って言うんですね」
畑を見学している一行の上空に飛行機が-
「いってらっしゃーい!」
佐々木
「空港があるというのも
実は種栽培にイイ条件ということを表しているんですって。」
開口さん
「気候が安定しているって意味で良いんですよ!」
森崎
「気候が安定している場所に空港ってできるんだ」
じゃーん!もんすけです!
ハイレベルな衛生管理が
求められる種馬鈴薯栽培。
女満別では昭和19年ごろに始まりました!
病気や害虫から守られて
育てられた種馬鈴薯は、
JAめまんべつが管理する集出荷施設で
規格分されて梱包されます。
そして全国各地へ出荷。
北海道はもちろん
遠くは九州の長崎まで行くんだって!
南国でも、おいしいおいもに育ってほしいよね!
種イモ用のジャガイモを収穫してみると-
あぐりっこ
「イッパイ!イッパイ!ついてる」
森崎
「この株だって種イモから育ったんだね」
藤尾
「優秀な種イモですねえ」
開口さん
「このぐらいがイイですね!」
藤尾
「大きすぎても小さすぎてもダメなんですね」
藤尾
「なんでこんなに大変な作業までして
種イモを育てようと思ったんですか?」
開口さん
「使命!ですね」
森崎
「カッコイイ!
オレ今年言ってみたいセリフNO.1」