あぐり王国 放送内容

2010ǯ0814土
ハイレベルな衛生管理とは?


通常の農作物と種用ではどう栽培が違うのか?

一行は種子用の馬鈴薯を育てている
開口(かいぐち)さんの畑にやって来ましたが-

森崎
「靴の上にビニールカバーをしましたけども
 何ですか?コレは?」





女満別町種子馬鈴薯生産者
開口 浩志さん
「畑に病原菌などを持ち込まないように
 こういうカバーで防いでいるんですよ」



開口さん
「種事業が盛んな地域なので、
 いたるトコロにこういう看板を
 立てさせてもらっています。
 病原菌は私達にとって
 致命的なモノになるので…」

藤尾
「ここの畑に菌が入ってしまうと
 全国の農産物が
 全部病気になってしまう?」

開口さん
「そういう可能性がありますね」





森崎
「それに道路から畑がチョットだけ遠いんですよ」

開口さん
「水たまりとかの水はねが直接
 農作物にかからないようにするためです。
 額縁(がくぶち)栽培って言うんですね」
 





額縁栽培とは畑の周囲のスペースを
通常より広くとった栽培方法のこと。
通常の畑より栽培面積は
狭くなってしまいますが、
外部から病気や害虫が侵入する可能性を
少なくするために行われている工夫なのです。



畑を見学している一行の上空に飛行機が-
「いってらっしゃーい!」

佐々木
「空港があるというのも
 実は種栽培にイイ条件ということを表しているんですって。」

開口さん
「気候が安定しているって意味で良いんですよ!」

森崎
「気候が安定している場所に空港ってできるんだ」





じゃーん!もんすけです!
ハイレベルな衛生管理が
求められる種馬鈴薯栽培。  
女満別では昭和19年ごろに始まりました!
病気や害虫から守られて
育てられた種馬鈴薯は、
JAめまんべつが管理する集出荷施設で
規格分されて梱包されます。

そして全国各地へ出荷。
北海道はもちろん
遠くは九州の長崎まで行くんだって!
南国でも、おいしいおいもに育ってほしいよね!





種イモ用のジャガイモを収穫してみると-

あぐりっこ
「イッパイ!イッパイ!ついてる」

森崎
「この株だって種イモから育ったんだね」

藤尾
「優秀な種イモですねえ」





開口さん
「このぐらいがイイですね!」

藤尾
「大きすぎても小さすぎてもダメなんですね」





藤尾
「なんでこんなに大変な作業までして
 種イモを育てようと思ったんですか?」

開口さん
「使命!ですね」

森崎
「カッコイイ!
 オレ今年言ってみたいセリフNO.1」




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