あぐり王国 放送内容

2010ǯ0814土
女満別特産!セロリー一大産地!


種子栽培について学んだ一行。
続いては大空町女満別特産の野菜を
お勉強しちゃいます!
その野菜とは何なのか?ヒントはこちら! 
和名が「オランダみつば」。
食物繊維が豊富。
本場アメリカではピーナッツバターで食べる!?
この野菜、みんなは、わかったかな~?

森崎
「コレがその農産物なんですよね。さあ何なのかなあ?」





△■○生産者
宇野 幸博さん
「これはですね~セルリー!」

森崎
「セルリー??」

宇野さん
「セロリーだね!」





正体はセルリー!
一般的にはセロリーと呼ばれる野菜で、
日本へは200年ほど前にオランダから
持ち込まれたと言われています。
冷涼な気候を好み、静岡県や長野県で
盛んに栽培されている野菜なのです。



森崎
「こんなにたくさんセロリーが並んでるの
 見たことないんですけど」

宇野さん
「2万3千本ありますよ」

森崎
「2万3千!!!」

藤尾
「どんな風になってるんですか?」

というコトで
早速セロリーの根っこを見せてもらうと-





一同
「うわ~~なんだこれ~」

森崎
スゴイ重たいです~!
 このヒゲみたいな根っこが土の中を駆け巡って
 いっぱい養分を吸っているんだ!」

根っこを水で洗ってみると-





森崎
「土を落とすとスゴイ軽くなった!」

藤尾
「ほとんど土の重さだったんだ!」

森崎
「けどセロリーのひと株って
 こんな量だったんだねえ」

藤尾
「セロリーブーケだ」





もんすけです!
平成2年「収益性の高い野菜を!」を
合言葉に女満別のセロリー栽培はスタート。
ところが病気や温度の変化に弱く、
当初は収穫がほとんど出来なかった年も
あったんです。
 
そんな状況を打開するべく、
生産者のみなさん一丸となり
温度管理の方法など
試行錯誤を繰り返して
生産技術を確立してきました!
現在では、高品質なセロリーを
年間350トンほど出荷!
北海道では札幌や釧路、北見、
道外では東京や神奈川、愛知に
出荷しているんだって!



セロリーの収穫を見せてもらうことに!

宇野さん
「カマを手前に引っ張る!
 これで切れてるからね」





宇野さん
「そして、いらないモノを全部取っちゃう。
 外側の葉には“す”が入る場合がある」

藤尾
「空洞ですね」

宇野さん
「1つ1つ触って確かめて、
 最後に株もとをカマでキレイにする。
 1回手に持ったら、
 カマ1丁で全部終わらせる!」





森崎
「かなり収穫してから手間がかかりますね」

宇野さん
「最初から手間がかかるんです。
 育てるのも収穫するのも!」




(C)HBC