あぐり王国 放送内容

2010ǯ0821土
生産者のアツイこだわりとは?


“真白”栽培の苦労やこだわりとは?

西島さん
「非常に天候に左右されやすいんです。
 雨が少ないと育ちが悪く
 大変な思いをしますし、
 雨が多ければ病気や品質に
 影響が出てきますし、
 気を使ってますね」

森崎
「普通の玉ネギよりも大変なんですね」





西島さん
「みなさんにこの“真白”を水にさらさないで
 生のまま食べてもらいたいんです。
 なので農薬の散布回数も
 通常の玉ネギよりも半分の回数で
 化学肥料も抑えて有機質肥料を入れて
 つくっています」

森崎
「へえーより安全で安心な食べ物ですね!」

 

 





日本一の玉ネギ産地北見で
3年前から栽培が始まった真白。
困難が多い中、
人気ブランドを目指し11軒の生産者が
試行錯誤しながら栽培を行っているのです。

西島さん
「自分が食べてみたいと思うものは
 消費者の皆さんもきっと興味があるのかなと。
 何をどうしていか分からない状況から始めて
 今やっとできたっていうのがあるんです。
 毎年毎年一年生の気持ちです」





より高い付加価値そして安全性を求め、
生産者が取り決めた栽培のこだわりがあります。

佐々木
「化学肥料・農薬の使用量を低減!
 そして木炭を使用して土を活性化!
 最後に海洋深層水を使用しミネラルを補給」

=木炭を使って土を元気に!=
木炭を畑に入れると土壌改良効果により
農作物の生育に良い影響が期待される。
また農作物の栽培過程で
排出されるCO2(二酸化炭素)の削減にも貢献。





森崎
「どうしてこんなに厳しい条件をつけて
 栽培をしているんですか?」

西島さん
「こうやって栽培することで消費者の方が
 食べてみたい!
 という気持ちになるかもしれないし、
 収入面でも有利的に販売できるかなと」





ジャーン! もんすけです。
真白を商品化して販売している
ホクレンでは、
“よくねたいも“や”真白“など、
付加価値の高い製品の開発に
取り組んでいます。

従来の北海道の玉ねぎとは違う
辛くない玉ねぎがあれば、
きっとお客様に喜んでもらえる!
と考えていたところに、
「北見市こだわり野菜部会」が
白たまねぎの栽培に
チャレンジすると言う情報をキャッチ!
3年前のこのコトがキッカで
真白の栽培がスタートしました。

生産者・JA・ホクレンの三者が
商品コンセプトを共有して進められてきた
「真白ブランド」の確立。

「消費者に喜んでもらうことで
生産者も元気になる!」
そんな流通を増やしていくことが、
これからの目標なんだって!





お次は“真白”の収穫体験!

西島さん
「1個ずつ根っこを切って
 泥を落としてカゴに入れる!」





森崎
「これは時間がかかりますね~
 あぐりっこ、どうですか?」

トキオ君
「大変!」

藤尾
「ずっと腰曲げたままやもんな!」





ユウマ君
「ツライ!」

森崎
「ツライよね…。
 だけど玉ねぎにも
 大きいの小さいのイロイロあるね!
 玉ネギにも個性があるわ」





無口になって黙々と収穫したあぐりっこ!

森崎
「みんなでこれだけ収穫できました!」

あぐりっこ一同
「イエーイ!重い~」

現在は一年間でおよそ25トンの“真白”が
出荷されているようですよ。




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