あぐり王国 放送内容

2010ǯ1009土
いろんな味を長く楽しめるプルーン!


一行が向かったのは
日夜プルーン栽培に情熱を燃やす、
仁木プルーン生産組合の組合長
大久保 俊哉さんの農園です。
 
佐々木
「木のトンネルをくぐってますね!」

森崎
「コレがプルーンの木ですか?」

大久保さん
「そうですよ!」





プルーンの実を探してみると-

あぐりっこ
「あった~!」

藤尾
「ブドウの房みたいになってる!」





プルーンの実はどうなっているのか割ってみると-

藤尾
「水分がスゴイ!」

表面の紫色の皮とはまったく異なる
琥珀色の実が出現。
タネは1つ入ってました!

大久保さん
「どんな大きさの実でも
 タネの大きさは変わらないよ!」





お次はあぐりっこが自分で食べるプルーンを
探してみることに!
食べごろの目安は
「耳たぶの柔らかさ」!



早速もぎたてのプルーンを食べてみると-

あぐりっこ
「ちょっと酸っぱい!」

藤尾
「ボクのメッチャ甘い~!」

ユウキ君
「食べた瞬間、ジュワ~って感じ!」





じゃ~ん!もんすけです。
海外では含まれる栄養の豊富さから
「奇跡のフルーツ」とも呼ばれるプルーン。
一体どんな栄養が含まれているのかな?

天使大学 看護栄養学部 
荒川 義人教授
「プルーンは食物繊維が非常に豊富です。
 ミネラル・カリウムもありますが、
 なかでも鉄分が非常に多いです。
 プルーンは生でも食べますが
 乾物にして食べることが多いです。
 乾燥しても食物繊維や鉄分は減りませんし、
 熱を加えても大丈夫なんです。
 なのでどうのような調理方法で食べても
 栄養素の働きが期待できますよ」
 
へぇ~! 
美容にも健康にも効果的なプルーン! 
ボクももっと食べてみよっと!





実はプルーンはリンゴやサクランボのように、
それぞれの品種による違いが
ハッキリしている果物。
仁木町ではおよそ三カ月の収穫期間中に
13品種ものプルーンをリレーのように
バトンタッチさせながら出荷しています。

そこには大きな理由があるんです!





大久保さん
「プルーンの収穫期間は
 2週間と短いんです。
 1品種だけ植えちゃうと、
 その収穫に追われてその後、
 何もなくなってしまうんです」




森崎
「なるほど!
 こうして品種を増やすことによって
 長く楽しめるっていうのが大きいですね」



しかも、味や食感も時期によって
ドンドン変化していきます!
出荷が始まるころは、
酸味が少なく皮が薄いもの、
終わりの時期になると、
濃厚な甘みの品種が多く出てくるので
その違いを楽しめるのもポイントなんですよ! 


(C)HBC