ジャーン!もんすけです。
収穫された”ゆめぴりか”は、
どのようにして僕達の食卓に
届けられるのでしょうか?
沼田町でとれたゆめぴりかは、
JA北いぶきの施設へと運ばれ、
大型の乾燥機で乾燥、
巨大なサイロで貯蔵されます。
そして"もみ"から"もみ殻"を取り除いた
玄米の状態で袋詰めされ、
石狩市にあるホクレンパールライス工場へ
運ばれます。
この工場で"胚芽"と"ぬか"の部分を取り除く
”精米”が行なわれ、真白く磨きあげられます。
そして最後に厳重な品質検査が行われて出荷。
お店に並ぶまでには、
いろいろな工程があるんだね。
菊池 治巳(はるみ)場長
「コレまでだいたい、
100年間ぐらい品種改良をやってきましたが
77分種を育成しております。
品種改良っていうのは、
今ある品種よりも優れた品種を作ることです。
まず親を選びます。そして
どういう組み合わせをするかをよく考えて、
ここ上川農業試験場では
毎年100種類ぐらいの組み合わせを
つくっています。
最終的には私たちが実際に食べて評価します」
開発にたずさわる方々はもちろん、
首都圏で行われた食味官能試験でも
高い評価を受けた”ゆめぴりか”。
こちらで開発された200万品種の中から
選ばれた超エリートなのです。
そして去年、北海道米のエースとして
全国ブランドへ名のりをあげました。
菊池場長
「全国に北海道のお米が有名になったのは
きらら397が初めてだと思います。
その後、ほしのゆめ・ふっくりんこ・おぼろづきと
続々とおいしいお米が出てきました。
”ゆめぴりか”は、その中でも
もっともおいしい品種っていう風に
我々も期待しております」
まず「千歯こき」という
鉄の歯がたくさん並んだ道具を使います。
この歯の間に稲を引っ掛けて
もみをこすり取ります。
続いては「もみすり」。
お米の表面を覆っている“もみ殻”を取り除きます。
方法はすり鉢にお米を入れ、
ソフトボールで優しくすりつぶすように
まわしていきます。
森崎
「お米は硬いけど“もみ殻”はやわらかい」
ふっと息を吹きかけると-
森崎
「何が飛んでいっている?」
あぐりっこ
「なんか皮みたいな!」
森崎
「そう皮が飛んでいくね」