“摩周そば”の調査開始!
年間20トンの“摩周そば”をつくっている
猪狩(いかり)さんのそば畑にやってきました。
ところが、畑の様子がチョット変??
森崎
「そばのクキが倒れていませんか?」
摩周そば生産組合
猪狩 広昭さん
「これは…わざとなんですよ!」
猪狩さん
「収穫の数日前の天気の良い日に
クキごと倒して天日干しにします。
機械で収穫するんですがスピーディーに
収穫するために乾燥させるんですよ」
天日干しは収穫作業をスムーズに
進めるため。
そしてもう1つ大切なコトもありました。
猪狩さん
「クキが立ったままの収穫だと
青い葉っぱが枯れてくるまで
待たなきゃならないので
収穫がずっと後になってしまうんです」
森崎
「そうか!こうして乾燥させることによって
早期収穫が可能なんですね。
したら“新そば”早く食べられるっしょ!」
猪狩さん
「そうですね!」
“そば”というのは“そばの実”を食べるもの。
どんな形をしているのか
じっくり観察してみると-
森崎
「“そば”は本当はすごく長いんだね」
先を見てみると-
森崎
「花が咲いた痕跡があって…
その下に実がついているよね」
そばの実をほぐしてみると-
森崎
「色が違うのありますね」
猪狩さん
「黒い方は成熟している状態。
青いのはまだ未熟なので
“そば”としては食べられません」
成熟して黒く硬くなった“そば”の実を
触ってみました。
ヒカリ君
「先っぽがとんがってる!」
タイキ君
「硬い…」
森崎
「忍者が使う《まきびし》みたい!」
猪狩さん
「裸足で踏むと痛いですよ」