あぐり王国 放送内容

2010ǯ1030土
親心で送り出す・・・箱入り娘の旅立ち


じゃ~ん、もんすけです!
全道各地で栽培される“ゆりね”。
なんと忠類では生産者自ら、
品種改良に取り組む程、
昔から力をいれて栽培しているんだよ。

JA忠類 西川 敬二さん
「ここ忠類での“ゆりね”の栽培は古く、
 昭和40年に組合が発足し、
 今年で46年目となります。
 現在の組合員は22名。
 6年の時間をかけて
 大切に収穫した“ゆりね”は、
 《ナウマン象のゆりね》として、
 主に関東・関西の集荷市場を中心に
 毎年約90トンが出荷されています。





 また初めて“ゆりね”を食べる人にもオススメ!
 面倒な作業がなく、袋を開けてすぐ料理に使える
 《かきゆり》も扱っております」

へぇ~とっても便利だね。
これならぼくにでも簡単に使えそう。  
試してみようっと。

《かきゆり》購入に関しては-
■JA忠類 電話)01558-8-2311





続いては箱詰め。
ここでもデリケートな“ゆりね”を守る
工夫がたくさんありました。

村田さん
「まず根っこの土をきれいに切り落とします」





村田さん
「次にコレを並べていきます。
 そしてここで洗います」

ゆっくりと機械が動いて“ゆりね”が
シャワーのトンネルに入っていきます。

森崎
「すごいゆっくりだねえ~」





村田さん
「このぐらいゆっくりじゃないと
 だめなんだよね…」

森崎
「1個1個の工程に“ゆりね”への
 愛情を感じますね!」





あぐりっこ
「あっ出てきている!キレイ!真っ白」

佐々木
「キレイに土が取れてますね」





商品価値を高めるため、
きれいに水洗い。
こうして冷水に入れることで、
乾燥と変色を防ぐ効果もあるのです。
白いダイヤとも言われる“ゆりね”。
いよいよ最後の作業です-





“ゆりね”を箱の中へ。
細心の気遣いが必要とのことで、
こちらは奥様のあかねさんが担当。 
ここで意外なものが活躍!

村田あかねさん
「箱の中には“おがくず”を入れます!」





藤尾
「なんで“おがくず”を入れるの?」

あかねさん
「傷がつかないようにと乾かないようにです。
 少し湿らした“おがくず”を入れていますよ」

佐々木
「最後まで変色しないようにしてるんですね」

村田さん
「最後までお嬢さんのままで
 行って欲しいです!親心です」





森崎
「それにしても最後まで本当に手作業ですね。
 奥さまも“ゆりね”大好きですか?」

あかねさん
「大好きなのでよく食べますよ。
 カレーに入れるのが一番多いですよ」




(C)HBC