森崎
「これは何の授業ですか?」
「食品製造」科目担当
阿部 俊孝先生
「食品製造の授業です。
明日の遠農マルシェで販売をする
ソーセージの包装の授業をやっています」
森崎
「生徒がソーセージも作って、
そして売ってしまう!」
阿部先生
「昨日作ったソーセージを
1本1本に切ります。
それを軽量して袋に詰め、
真空包装にかけます」
森崎
「こうして立派な商品になって
明日マルシェに並ぶわけですね」
生徒
「自分たちの勉強した成果が
他の人の笑顔につながれば、
うれしいなと思います」
河野
「すごいですね~」
早速手作りソーセージをいただくことに-
森崎
「うまいっ!」
佐々木
「すごい味がしっかりしている!」
学校の特色は授業だけではないとか…
放課後三人は、とある教室へ-
森崎
「みなさん何をしている人たちですか?」
生徒
「農生会です!」
農業高校の生徒会「農生会」。
こちらの学校は生徒会活動や
課外活動が盛んです。
知識・技術を競い合う農業高校生の甲子園
「農業クラブ全国大会」へも毎年出場。
卓球部・陸上部は全道大会への常連なのです。
熱心な取り組みは学校だけにとどまりません。
河野
「学校終わってから家に帰って、
牛舎で牛のお世話しているの?」
2年生 草刈 春香さん
「ハイ!」
佐々木
「私…見に行ってもいい?」
春香さん
「どうぞ!」
というコトで佐々木とリーダーは
草刈さんのご自宅に、
河野は男子寮にお邪魔することになりました。
エサやりをする春香さん。
子牛たちはうれしそう。
森崎
「春香ちゃん、
学校から帰ってきて良かったね!」
佐々木
「待ってたんだね、きっと」
草刈家は3人家族。
子供のころから両親の働く姿を見てきた
春香さんは酪農が大好きなのだとか。
春香さん
「動物と触れ合うと心が温まるというか、
落ち着くんですよね」